アドセトリス点滴静注用50mg 発売中
再発又は難治性皮膚T細胞リンパ腫
菌状息⾁症治療 アルゴリズム
⽪膚がん診療ガイドライン第4版 ⽪膚リンパ腫診療ガイドライン2025. ⽇⽪会誌. 2025：135, P 1465.
原発性⽪膚未分化⼤細胞型リンパ腫の治療アルゴリズム
⽪膚がん診療ガイドライン第4版 ⽪膚リンパ腫診療ガイドライン2025. ⽇⽪会誌. 2025：135, P1467.
アドセトリスに関連するCQ
第4版（2025年版）
菌状息⾁症/セザリー症候群
CQ5｜Interferon-γやretinoid抵抗性のCD陽性進⾏期菌状息⾁症に対して, brentuximab vedotinは経⼝etoposide, mogamulizumabと⽐べて勧められるか？
推奨
Interferon-γやretinoid抵抗性のCD陽性進⾏期菌状息⾁症に対して, 経⼝etoposide,mogamulizumabと⽐べてbrentuximab vedotinを使⽤することを提案する。
推奨の強さ∕ 2（実施することを提案）
エビデンスの強さ∕ D（とても弱い）
合意率/（1回⽬）：87.5%（7/8）
⽪膚がん診療ガイドライン第4版 ⽪膚リンパ腫診療ガイドライン2025. ⽇⽪会誌. 2025：135, P1495.
第4版（2025年版）
原発性⽪膚未分化⼤細胞型リンパ
CQ9｜ Skin-directed therapyによる治療が困難な原発性⽪膚未分化⼤細胞型リンパ腫に対して, brentuximab vedotinはretinoid内服,methotrexate内服と⽐べて勧められるか？
推奨
Skin-directed therapyによる治療が困難な原発性⽪膚未分化⼤細胞型リンパ腫に対して,retinoid内服,methotrexate内服と⽐べてbrentuximab vedotinによる治療を⾏うことを推奨する。
推奨の強さ∕ 1（実施することを推奨）
エビデンスの強さ∕ C（弱）
合意率/（1回⽬）：100%（5/5）
⽪膚がん診療ガイドライン第4版 ⽪膚リンパ腫診療ガイドライン2025. ⽇⽪会誌. 2025：135, P1505.
ガイドラインにおけるアドセトリスの位置づけ と その根拠となった臨床試験
皮膚リンパ腫診療ガイドラインにおける、Brentuximab vedotinの位置づけ
国際医療福祉大学成田病院 皮膚科の濱田利久先生による、皮膚リンパ腫診療ガイドラインにおける、Brentuximab vedotinの位置づけのご紹介
国内第Ⅱ相SGN-35-OU試験
CD30 陽性の菌状息肉症又は原発性皮膚未分化大細胞リンパ腫を有する被験者群（コホート1）及びコホート1 以外のCD30 陽性リンパ増殖性疾患を有する被験者群（コホート2）のそれぞれにおいてブレンツキシマブ ベドチンの有効性及び安全性を検討する。
海外第Ⅲ相C25001 試験
CD30 陽性の菌状息肉症又は原発性皮膚未分化大細胞リンパ腫患者を対象に、ブレンツキシマブ ベドチンにより4ヵ月以上の奏効が得られた被験者の割合（ORR4）を特定し、対照治療と比較する。