メインコンテンツに移動
このFAQに記載の情報は、製品の適正使用にあたっての参考情報であり、全てのケースにあてはまるものではありません。そのため、「FAQ」のご利用に関して生じた結果については、責任を負いかねますので、ご了承ください。製品のご使用にあたっては、最新の電子添文をご確認ください。また、製品に関してご不明な点がございましたら、弊社くすり相談室(0120-566-587)にお問い合わせください。

1.特殊背景患者

A

中等度以上の腎機能障害(クレアチニンクリアランス50mL/min未満)の患者さんでは、本剤の血中濃度が上昇することから、1回あたりの投与量は0.025mg/kgとしてください。

  • ・中等度以上の腎機能障害(クレアチニンクリアランス50mL/min未満)があり、体重20kg以上の患者さんは、レベスティブ皮下注用3.8mg製剤を投与してください。
  • ・中等度以上の腎機能障害(クレアチニンクリアランス50mL/min未満)があり、体重20kg未満の患者さんは、レベスティブ皮下注用0.95mg製剤を投与してください。

(腎機能障害患者さんを対象とした薬物動態試験:外国人データ)
腎機能障害のある患者さんにテデュグルチド10mgを単回皮下投与した時の血漿中テデュグルチド濃度のAUC0-inf及びCmaxは、腎機能障害の重症度が高いほど高値となり、中等度腎機能障害(クレアチニンクリアランス30~50mL/min)及び末期腎不全(透析を必要とする)の患者さんでは腎機能正常者(クレアチニンクリアランス80mL/min以上)と比較して、AUC0-infがそれぞれ1.5倍及び2.6倍、Cmaxがそれぞれ1.6倍及び2.1倍でした。
※本剤の承認された用法及び用量は、「通常、テデュグルチド(遺伝子組換え)として1日1回0.05mg/kgを皮下注射する。」です。

(参考資料)

  • レベスティブ皮下注用3.8mg・0.95mg 電子添文
  • レベスティブ皮下注用3.8mg・0.95mg インタビューフォーム

A

レベスティブ皮下注用3.8mg・0.95mgの電子添文において、肝機能障害患者さんに対する注意事項は設定されていません。

(肝機能障害患者さんを対象とした薬物動態試験:外国人データ)
中等度肝機能障害患者さん(Child-Pugh分類、グレードB)にテデュグルチド20mgを単回皮下投与した時の血漿中テデュグルチド濃度のCmax及びAUCは、中等度の肝障害を有する被験者の方が、肝機能正常者よりも10%~15%低い結果でした。
※本剤の承認された用法及び用量は、「通常、テデュグルチド(遺伝子組換え)として1日1回0.05mg/kgを皮下注射する。」です。

(参考資料)

  • レベスティブ皮下注用3.8mg・0.95mg 電子添文
  • レベスティブ皮下注用3.8mg・0.95mg インタビューフォーム

2.用法用量

A

注射後に注射部位をもむと腫れることがあるので、もまないでください。

(参考資料)

  • レベスティブ自己投与ガイドブック

A

針を刺した部位での注射はやめて、その部位から少なくとも3cm離れた部位を選び、注射してください。

(参考資料)

  • レベスティブ自己投与ガイドブック

A

注射する時間は何時でも構いませんが、毎日の注射を忘れないようにするために、毎回同じ時間に注射するよう患者さんにご指導ください。

(参考資料)

  • レベスティブ自己投与ガイドブック

A

投与を忘れた場合には、気づいた時点で直ちに投与してください。ただし、1日に2回の投与は行わないでください。

(参考資料)

  • レベスティブ皮下注用3.8mg・0.95mg 電子添文

A

本剤は1回使用の製剤のため、再使用しないでください。

(参考資料)

  • レベスティブ皮下注用3.8mg・0.95mg 電子添文

A

患者さんの体重に応じて、投与製剤を選択してください。
3.8mg製剤と0.95mg製剤との生物学的同等性試験は実施していないため、互換使用を行わないでください。

【レベスティブ皮下注用3.8mg製剤を投与する患者さん】
・体重10kg以上
・中等度以上の腎機能障害患者(クレアチニンクリアランス50mL/min未満)では体重20kg以上

【レベスティブ皮下注用0.95mg製剤を投与する患者さん】
・体重10kg未満
・中等度以上の腎機能障害患者(クレアチニンクリアランス50mL/min未満)では体重20kg未満

(参考資料)

  • レベスティブ皮下注用3.8mg・0.95mg 電子添文

A

【レベスティブ皮下注用3.8mg製剤】
投与量(mL)=体重(kg)×0.05(mg/kg)/ 10(mg/mL)

【レベスティブ皮下注用0.95mg製剤】
投与量(mL)=体重(kg)×0.05(mg/kg)/ 2.5(mg/mL)

(参考資料)

  • レベスティブ皮下注用を投与する際の注意事項

3.安全性

A

あらかじめ氷などで注射部位を冷やしておくと痛みが少なくなるといわれています。また、一般的に皮下脂肪の多い部位に注射したほうが痛みが少ないと感じる方が多いようです。

(参考資料)

  • レベスティブ自己投与ガイドブック

A

入浴は可能ですが、注射直後の入浴は避けてください。また、体を洗うときなどに注射部位を強くこすらないようにしてください。

(参考資料)

  • レベスティブ自己投与ガイドブック

4.製剤関連

A

薬剤が溶けていない場合はバイアルをもう一度約15秒間転がし、約2分間待ちます。

薬液に濁り、微粒子または沈殿が認められる場合は、そのバイアルは使用せず、新しいバイアルを用意して最初からもう一度やり直してください。

(参考資料)

  • レベスティブ自己投与ガイドブック

A

包装箱には、薬剤バイアル(レベスティブ)、バイアルアダプター、日局注射用水0.5mL入りシリンジが添付されています。
注射用シリンジ、注射針、綿球またはガーゼ、消毒用アルコール綿、ばんそうこう、廃棄容器は別途ご用意いただきますようお願いいたします。

(参考資料)

  • レベスティブ皮下注用3.8mg・0.95mg 電子添文
  • レベスティブ自己投与ガイドブック

A

調製後は速やかに投与してください。本剤は保存剤を含有していないため、調製後は3時間以内に使用してください。
また、未使用分は廃棄してください。

(参考資料)

  • レベスティブ皮下注用3.8mg・0.95mg 電子添文

A

【レベスティブ皮下注用3.8mg製剤】
調製した薬液の吸引時及び投与時の損失を考慮し、1バイアルから3.8mgを注射するに足る量を確保するため5mg充填されており、添付溶解液0.5mLで溶解した時に10mg/mLとなります。

【レベスティブ皮下注用0.95mg製剤】
調製した薬液の吸引時及び投与時の損失を考慮し、1バイアルから0.95mgを注射するに足る量を確保するため1.25mg充填されており、添付溶解液0.5mLで溶解した時に2.5mg/mLとなります。

(参考資料)

  • レベスティブ皮下注用3.8mg・0.95mg 電子添文

5.その他,

A

本剤は皮下注射のため、栄養剤などの輸液に混ぜないでください。

(参考資料)

  • レベスティブ自己投与ガイドブック

A

同じ注射用シリンジと針を使用してください。
1本目のバイアル内の薬液を吸引した注射用シリンジに、2本目のバイアル内の薬液を吸引してください。

(参考資料)

  • レベスティブ自己投与ガイドブック

A

使用済みの針と注射用シリンジは、破損しにくく密閉できる容器に入れ、医療機関に持参してください。家庭の一般ごみとして廃棄しないでください。また、針刺し事故防止のため、針のキャップは取り付けないでください。
その他の注射器具については、医療機関や各自治体のルールに従って、一般ごみとして廃棄してください。

(参考資料)

  • レベスティブ自己投与ガイドブック