基本情報
製品・疾患紹介動画
電子添文には以下の記載があります。
被接種者が次のいずれかに該当すると認められる場合には、接種を行ってはならない。
2.5 妊娠していることが明らかな者
(参考資料)
乾燥弱毒生風しんワクチン「タケダ」 電子添文
乾燥弱毒生風しんワクチン「タケダ」の用法は「皮下注射」のみです。
(参考資料)
乾燥弱毒生風しんワクチン「タケダ」 電子添文
年齢による投与量の調整はありません。
本剤を添付の溶剤(日本薬局方 注射用水)0.7mLで溶解し、通常、その0.5mLを1回皮下に注射します。
(参考資料)
乾燥弱毒生風しんワクチン「タケダ」 電子添文
■新型コロナワクチン以外について
異なる種類のワクチンを接種する際の接種間隔のルール
- 「注射生ワクチン」の接種後27日以上の間隔をおかなければ、「注射生ワクチン」の接種を受けることはできません(変更なし)。
- それ以外のワクチンの組み合わせでは、前のワクチン接種からの間隔にかかわらず、次のワクチンの接種を受けることができるようになりました。
- 接種から数日間は、発熱や接種部位の腫脹(はれ)などが出ることがあります。ルール上接種が可能な期間であっても、必ず、発熱や、接種部位の腫脹(はれ)がないこと、体調が良いことを確認し、かかりつけ医に相談の上、接種を受けてください1)。
■新型コロナワクチンとの接種間隔について
インフルエンザワクチン以外のワクチンは、新型コロナワクチンと同時に接種できません。互いに、片方のワクチンを受けてから2週間後に接種できます2)。
(参考資料)
- ワクチンの接種間隔の規定変更に関するお知らせ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou03/rota_index_00003.html - 厚生労働省 新型コロナワクチンについてのQ&A
https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0037.html
乾燥弱毒生風しんワクチン「タケダ」にはカナマイシン硫酸塩とエリスロマイシンラクトビオン酸塩が含まれています。
本剤成分に対してアレルギー等を呈するおそれのある者には、注意が必要です。
【接種不適当者(予防接種を受けることが適当でない者)】1)(抜粋)
被接種者が次のいずれかに該当すると認められる場合には、接種を行ってはならない。
2.3 本剤の成分によってアナフィラキシーを呈したことがあることが明らかな者
【接種要注意者(接種の判断を行うに際し、注意を要する者)】1)(抜粋)
被接種者が次のいずれかに該当すると認められる場合は、健康状態及び体質を勘案し、診察及び接種適否の判断を慎重に行い、予防接種の必要性、副反応、有用性について十分な説明を行い、同意を確実に得た上で、注意して接種すること。
9.1.5 本剤の成分に対してアレルギーを呈するおそれのある者
(参考資料)
- 乾燥弱毒生風しんワクチン「タケダ」 電子添文
過去にけいれんの既往のある者は乾燥弱毒生風しんワクチン「タケダ」の接種要注意者です。
【接種要注意者(接種の判断を行うに際し、注意を要する者)】 1) (抜粋)
被接種者が次のいずれかに該当すると認められる場合は、健康状態及び体質を勘案し、診察及び接種適否の判断を慎重に行い、予防接種の必要性、副反応、有用性について十分な説明を行い、同意を確実に得た上で、注意して接種すること。
9.1.3 過去にけいれんの既往のある者
(参考資料)
乾燥弱毒生風しんワクチン「タケダ」 電子添文
同時接種できるワクチンの数に制限はありません。
電子添文には以下の記載があります。
【用法及び用量に関連する注意】 1) (抜粋)
7.4 同時接種
医師が必要と認めた場合には、他のワクチンと同時に接種することができる。
(参考資料)
- 乾燥弱毒生風しんワクチン「タケダ」 電子添文
乾燥弱毒生風しんワクチン「タケダ」は、細胞培養の際の培地が一定のpH内であることを着色により確認するため、pH指示薬であるフェノールレッドが含有されています。そのため、溶解後はピンク色になります。
(参考資料)
乾燥弱毒生風しんワクチン「タケダ」 電子添文
電子添文の【包装】の項に「1人分 バイアル 1本」と記載されており、混ぜ合わせることも含めて複数人に使用することは認められていません。
(参考資料)
乾燥弱毒生風しんワクチン「タケダ」 電子添文
貯法は5℃以下で保存です。
溶解前で凍結によるバイアル破損などがなければ使用することができます。
(参考資料)
乾燥弱毒生風しんワクチン「タケダ」 電子添文
◇本剤接種前に輸血を受けた方の場合
輸血中に麻疹や風疹の抗体が含まれていると、輸血を受けた患者さんは、一時的に抗体を保有するようになります。(受動免疫)
このような状態で、本剤を接種しても、ワクチンウイルスが中和されてしまい、十分な免疫はできません。
したがって、本剤の接種前に輸血を受けた方は、本剤の接種を3ヵ月以上延期してください。
◇本剤接種後に輸血を受けた方の場合
輸血中に麻疹や風疹の抗体が含まれていると、輸血を受けた患者さんは、一時的に抗体を保有するようになります。
このような状態で、本剤を接種しても、ワクチンウイルスが中和されてしまい、十分な免疫ができません。
本剤接種後14日以内にガンマグロブリン製剤を投与した場合は、投与後3か月以上経過した後に本剤を再接種することが望ましいとされています。
(参考資料)
乾燥弱毒生風しんワクチン「タケダ」 電子添文