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免疫不全ライブラリー

ファミリーテスト

本ページでは、PIDを疑う徴候のある方の家系図を描くことができます。

ご家族の情報によって診断率や鑑別のしやすさが向上します。       
患者さんとお話しするときにご使用ください。

家系図の作成

  • 01. 乳児で呼吸器・消化器感染症を繰り返し、体重増加不良や発育不良がみられる。
  • 02. 1年に2回以上肺炎にかかる。
  • 03. 気管支拡張症を発症する。
  • 04. 2回以上、髄膜炎、骨髄炎、蜂窩織炎、敗血症や、皮下膿瘍、臓器内膿瘍などの深部感染症にかかる。
  • 05. 抗菌薬を服用しても2か月以上感染症が治癒しない。
  • 06. 重症副鼻腔炎を繰り返す。
  • 07. 1年に4回以上、中耳炎にかかる。
  • 08. 1歳以降に、持続性の鵞口瘡、皮膚真菌症、重度・広範な疣贅(いぼ)がみられる。
  • 09. BCGによる重症副反応(骨髄炎など)、単純ヘルペスウイルスによる脳炎、髄膜炎菌による髄膜炎、EBウイルスによる重症血球貪食症候群に罹患したことがある。
  • 10. 家族が乳幼児期に感染症で死亡するなど、原発性免疫不全症候群を疑う家族歴がある。

  • 01. 1年に2回以上、中耳炎にかかる。
  • 02. 1年に2回以上、重症副鼻腔炎を繰り返す。
  • 03. 2年以上、1年に1回以上肺炎にかかる。
  • 04. 非結核性抗酸菌感染症への罹患
  • 05. 経静脈投与を要する感染症の反復
  • 06. 体重減少を伴う慢性下痢症
  • 07. 持続性の鵞口瘡や皮膚真菌症がみられる。
  • 08. 2回以上、髄膜炎、骨髄炎、蜂窩織炎、敗血症や、皮下膿瘍、臓器内膿瘍などの深部感染症にかかる。
  • 09. 反復性または重症ウイルス感染症(ヘルペス、EBウイルス感染症、サイトメガロウイルス感染症、広範囲のいぼ、コンジローマなど)をくりかえす。
  • 10. 原発性免疫不全症候群を疑う家族歴がある。

使用例

・患者さんに家族歴を伺う際、患者さんの家族構成に合わせた家系図を作成できます。”PIDを疑う10の徴候”にあてはまるご家族がいらっしゃるか伺い、家系図を作成する。

・患者さんに家族歴を伺っていただく際、患者さんの家族構成・”PIDを疑う10の徴候”にあてはまる方の有無を伺っても、患者さんが思い出せない場合、作成途中の家系図と”PIDを疑う10の徴候”をダウンロード後プリントアウトし、次回の来院時に患者さんに作成し持参していただく。

・患者さんに家族歴を伺う際、お時間がない場合、家系図の”簡易版(チェックボックスなし)”と”PIDを疑う10の徴候”をダウンロード後プリントアウトし、次回の来院時に患者さんに作成し持参していただく。

操作方法

1.「あなた」を誰にするのかを決めます。

①「該当する性別のボックス」にチェックをつけると、枠が変化します。

PIDを疑う徴候がある場合、

②「□徴候あり」のボックスにチェックをつけてください。枠が黒くなります。       

2.「祖父母」「両親」に、PIDを疑う徴候がある場合、       
「該当する性別のボックス」「□徴候あり」のボックスにチェックをつけてください。
3.「子」「孫」に、PIDを疑う徴候がある場合、       
「該当する性別のボックス」「 □徴候あり」のボックスにチェックをつけてください。
4.家系図は、「家系図をダウンロード」ボタンからダウンロードができます。

簡易版(チェックボックスなし)を印刷できます

印刷の上、直接書き込む用途にご利用ください。

PIDを疑う10の徴候

PIDを疑う10の徴候をダウンロードすることができます。       
家系図を作成する際にご利用ください。