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ニンラーロ® FAQ

副作用・安全性について

第Ⅲ相臨床試験で、プラセボ群と比較して本剤群で発現頻度が高かった有害事象にはどんなものがありますか?
再発又は難治性の多発性骨髄腫(以下、RRMM)患者を対象とした国際共同第Ⅲ相試験(C16010試験)において、プラセボ群(Rd群)と比較して本剤群(IRd群)で発現頻度が10%以上高かった主な有害事象(MedDRA基本語)は、血小板減少症(IRd群24%及びRd群11%)及び嘔吐(同23%、12%)でした。

多発性骨髄腫患者を対象とした自家造血幹細胞移植後の維持療法(以下、多発性骨髄腫における自家造血幹細胞移植後の維持療法)の国際共同第Ⅲ相試験(C16019試験)において、プラセボ群と比較して本剤群(I単独群)で発現頻度が10%以上高かった主な有害事象(MedDRA基本語)は、悪心(本剤群39%及びプラセボ群15%)、下痢(同35%、24%)、嘔吐(同27%、11%)及び関節痛(同22%、12%)でした。

自家造血幹細胞移植の適応とならず、かつ初回治療により奏効が認められた初発の多発性骨髄腫患者を対象とした維持療法(以下、自家造血幹細胞移植の適応とならない多発性骨髄腫患者の維持療法)の国際共同第Ⅲ相試験(C16021試験)において、プラセボ群と比較して本剤群(I単独群)で発現頻度が10%以上高かった主な有害事象は、悪心(本剤群27%及びプラセボ群8%)、嘔吐(同24%、4%)、下痢(同23%、12%)でした。
外国人患者と比較して日本人患者で頻度の高い有害事象(Grade3以上)にはどんなものがありますか?
RRMM患者を対象としたC16010試験では、本剤群(IRd群)の日本人患者*において、Grade 3以上の下痢及び斑状丘疹状皮疹が外国人より10%以上高い頻度で認められました
(下痢:日本人20.0%、外国人5.6%、斑状丘疹状皮疹:同15.0%、1.2%)。
なお、日本人のみで特定の事象によって治療の中止に至る傾向はみられませんでした。
*C16010試験では、本剤群(IRd群)に20例、プラセボ群(Rd群)に21例の日本人患者が登録されました。

多発性骨髄腫における自家造血幹細胞移植後の維持療法のC16019試験では、本剤群(I単独群)の日本人患者*において、Grade 3以上の好中球数減少が外国人より10%以上高い頻度で認められました(日本人15.4%、外国人0.8%)。
なお、日本人患者において治療の中止に至った有害事象は認められませんでした。
*C16019試験では、本剤群(I単独群)に13例、プラセボ群に9例の日本人患者が登録されました。

自家造血幹細胞移植の適応とならない多発性骨髄腫患者の維持療法のC16021試験では、本剤群(I単独群)の外国人よりも日本人部分集団*で発現頻度が10%以上高かったGrade 3以上の有害事象はありませんでした。
なお、日本人患者において治療の中止に至った本剤との関連性が否定できない有害事象は、斑状丘疹状皮疹(Grade 2)1例でした。
*C16021試験では、本剤群(I単独群)に17例、プラセボ群に15例の日本人患者が登録されました。
第Ⅲ相臨床試験C16010試験とC16019試験の有害事象プロファイルに違いはありますか?
両試験の有害事象プロファイルは下記の通りです。

C16010試験における主な副作用(いずれかの群で20%以上)は、本剤群(IRd群)で下痢30%、好中球減少症26%、血小板減少症21%、疲労21%及び便秘20%、プラセボ群(Rd群)で下痢21%、好中球減少症23%及び不眠症21%でした。

C16019試験における主な副作用(いずれかの群で10% 以上)は、本剤群(本剤単独投与群)で悪心31%、下痢22%、嘔吐22%及び疲労11%、プラセボ群で悪心9%、下痢9%、嘔吐2%及び疲労7%でした。

過量投与時の血液透析は有効ですか?
血液透析では、血液中から本剤が除去されないことが確認されています。
催吐性リスクはどの程度ですか?
NCCNガイドラインでは、経口剤の催吐性リスクを2段階(中等度~高度:Moderate to high emetic risk、最小度~軽度:Minimal to low emetic risk)に分類しており、本剤は、低いカテゴリーの最小度~軽度に分類されています。
肝機能障害がある患者に投与する際、注意することはありますか?
中等度以上の肝機能障害(総ビリルビン値が基準値上限の1.5倍超)のある患者では、本剤の血中濃度が上昇し、副作用が強くあらわれるおそれがありますので、減量を考慮するとともに、患者の状態をより慎重に観察し、有害事象の発現に十分注意してください。

<肝機能障害のある患者への投与について>

中等度以上の肝機能障害を有する進行性固形がん又は造血器腫瘍患者を対象とした臨床試験において、肝機能正常患者12例に本剤4mg、中等度肝機能障害患者*13 例に本剤2.3mg、重度肝機能障害患者**18例に本剤1.5mg を経口単回投与しました。その結果、中等度及び重度の肝機能障害を有する患者における非結合型のAUC0-lastは、肝機能正常患者と比較してそれぞれ32% 及び23%高値でした〔最小二乗幾何平均の比(90% 信頼区間):1.32(0.70 ~ 2.50)及び1.23(0.66 ~ 2.29)〕。

* 中等度肝機能障害:総ビリルビン値が基準値上限の1.5倍超3倍以下、AST 値は規定なし
** 重度肝機能障害:総ビリルビン値が基準値上限の3倍超、AST 値は規定なし
非結合型イキサゾミブのCmax及びAUC0-lastの最小二乗幾何平均比(90% CI)(容量補正値) 非結合型イキサゾミブのCmax及びAUC0-lastの最小二乗幾何平均比(90% CI)(容量補正値)
腎機能障害がある患者に投与する際、注意することはありますか?
重度の腎機能障害(クレアチニンクリアランスが30mL/min未満)のある患者では、本剤の血中濃度が上昇し、副作用が強くあらわれるおそれがありますので、減量を考慮するとともに、患者の状態をより慎重に観察し、有害事象の発現に十分注意してください。

<腎機能障害のある患者への投与について>

再発又は難治性多発性骨髄腫又は進行性固形がんで、重度の腎機能障害を有する患者又は血液透析を要する末期腎不全患者を対象とした臨床試験において、腎機能正常患者*18例及び重度腎機能障害患者**14例又は血液透析を要する末期腎不全患者6例に、本剤3mgを単回経口投与しました。その結果、重度腎機能障害患者又は末期腎不全患者における非結合型のAUC0-lastは、腎機能正常患者と比較してそれぞれ25%及び38%高値でした〔最小二乗幾何平均の比(90% 信頼区間):1.25(0.79~1.98)及び1.38(0.93~2.04)〕。また、本剤は血液透析によって除去されないことが示唆されました。

* クレアチニンクリアランスが90mL/min 以上
** クレアチニンクリアランスが30mL/min 未満
非結合型イキサゾミブのCmax及びAUC0-lastの最小二乗幾何平均比(90% CI) 非結合型イキサゾミブのCmax及びAUC0-lastの最小二乗幾何平均比(90% CI)
投与可否の判断基準はありますか?
新たなサイクルの開始にあたっては、以下の基準を参考にして投与の可否を判断してください。
サイクル開始基準 サイクル開始基準

服用方法について

この薬剤を服用する時間帯はいつがよいですか?
本剤は、食事の前後(食事の1時間前から、食後2時間までの間)を避け、空腹時に服用してください。
決められた日に飲み忘れた患者にはどのように指導すればよいですか?
飲み忘れた患者には、以下のように指導してください。

① 次の服用予定まで3日間(72時間)以上時間があれば、1回分をのんでください。

② 次の服用予定まで3日間(72時間)未満であれば、すぐにはのまずに、次の服用予定日に1回分をのんでください。

※患者さん向け資材では、飲み忘れ時の対応について下記の図を用いて説明しています。
飲み忘れ時の対応について 飲み忘れ時の対応について
飲み忘れではなく、服用日を間違えたときはどうすればよいですか?
(例:1、8、15日に服用するところを、1、2、3日に服用した場合など)
間違いに気づいたら、すぐに主治医または薬剤師に相談するよう指導してください。
本剤はどのような包装形態ですか?
本剤は、1回分ずつPTP シートに入っています。PTP シートのまま保管し、服用するときに取り出すよう指導してください。
本剤の包装には服用予定日の記入欄がありますので、調剤時には服用予定日を記入の上、服薬指導をお願いします。

取り扱い処方上の注意

本剤との併用で注意すべき薬剤はありますか?
CYP3A 誘導剤〔リファンピシン、カルバマゼピン、フェニトイン、セイヨウオトギリソウ(St. John's Wort、セント・ジョーンズ・ワート)等〕との併用は避けることが推奨されます。
強力なCYP3A 誘導剤であるリファンピシンと併用した海外臨床試験での結果から、リファンピシンの薬物代謝酵素(CYP3A等)に対する誘導作用により、本剤の代謝が促進される可能性が示唆されました。本剤の血中濃度が低下し、効果が減弱するおそれがありますので、CYP3A誘導作用のない薬剤への代替を考慮してください。
本剤の投与にあたって、妊婦や授乳中の女性患者への投与や、避妊について指導することはありますか?
妊婦や授乳中の女性患者への投与や、避妊について指導する際は下記を参照してください。

妊婦又は妊娠している可能性のある女性患者

本剤は、妊婦又は妊娠している可能性のある女性には禁忌です。
妊婦に対する本剤の使用経験はありませんが、非臨床試験において催奇形性が認められていますので、妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないでください

授乳中の女性患者

なるべく避け、やむを得ず投与する場合には授乳を中止させてください。

パートナーが妊娠する可能性のある男性患者

治療期間中及び治療期間終了後一定期間にわたって有効な方法で避妊するよう指導してください。

妊娠する可能性のある女性患者

治療期間中及び治療期間終了後一定期間にわたって、有効な方法で避妊するよう指導してください。

レナリドミドの使用にあたっては、レブラミド®・ポマリスト® 適正管理手順(RevMate®)を遵守してください。

有効期間はどの程度ですか?
外箱に有効期間が表記されていますので、そちらをご参照ください。なお、有効期間内であっても開封後はできるだけ早く速やかにご使用ください。
脱カプセル、粉砕投与は可能でしょうか?
調剤時に脱カプセル及び粉砕をしないようにお願いします。服用時にカプセルをつぶしたり、噛んだり、開けたりせずにそのまま水と一緒に服用してください。
経管投与は可能でしょうか?
検討はしていません。服用時にカプセルをつぶしたり、噛んだり、開けたりせずにそのまま水と一緒に服用してください。
抗悪性腫瘍剤との併用は可能ですか?
レナリドミド及びデキサメタゾン以外の抗悪性腫瘍剤との併用における有効性及び安全性は確立していません。
内容物が皮膚等に付着した場合はどうすればよいですか?
本剤は、毒薬に指定されています。カプセルの中身が皮膚等についたときは、石鹸と水でよく洗い流してください。