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会員限定 リュープリン注射用 前立腺癌編 臨床成績
1. 前立腺癌患者(ホルモン療法未治療例)に対する抗腫瘍効果

Last Update:2019年8月

リュープロレリン22.5mg(24週製剤)投与時の抗腫瘍効果 [国内第Ⅱ相試験] 10, 11)

試験概要

試験の種類国内第Ⅱ相試験、臨床薬理試験、非盲検多施設共同試験
目的 前立腺癌患者(ホルモン療法未治療例)に対するPRO22.5mgの単回投与時の安全性、薬物動態、薬力学的作用及び有効性を評価する
対象・方法前立腺癌患者(ホルモン療法未治療例)に対し、PRO22.5mgを原則として単回、皮下に投与する
投与期間/例数24週間/6例
選択基準(1) 日本人で病理組織学的に前立腺癌と診断が確立された者
(2) 同意取得時の年齢が20歳以上80歳未満である者
(3) スクリーニング検査時の臨床診断が、TNM分類でT1b~T4、N不問、M不問である者
(4) 前立腺癌に対する治療としてホルモン療法が妥当と判断された者
(5) スクリーニング検査時のECOG Performance Statusが0~2である者
(6) 前立腺癌に対する治療歴(ホルモン療法〔LH-RHアゴニスト、LH-RHアンタゴニスト、
  ステロイド性抗アンドロゲン剤、非ステロイド性抗アンドロゲン剤等〕、化学療法、放射線療法、
  免疫療法、外科的治療、遺伝子治療、高密度焦点式超音波治療法〔HIFU〕等)のない者
(7) スクリーニング検査時の検査値が、以下の基準を満たしている者
  i)腎機能:血清クレアチニン値が基準値上限の1.5倍未満
  ii)骨髄機能:白血球数≧3,500/mm3、血小板数≧100,000/μL、ヘモグロビン≧10.0g/dL
  iii)肝機能:AST(GOT)、ALT(GPT)、ALP及び総ビリルビンが基準値上限の2.5倍未満
(8) スクリーニング検査時の血清テストステロン濃度が基準値下限を上回る者
(9) スクリーニング検査時の血清PSA濃度が4.0ng/mL以上である者
(10) スクリーニング検査時の診察所見及び心電図所見から臨床的に問題がないと判断された者
(11) 12ヵ月以上の生存が見込める者
(12) 治験薬投与前日から16日間の入院が可能である者
(13) 治験の内容を理解し、それを遵守する能力がある者
(14) 治験への参加に先立って、文書により同意が得られる者
除外基準(1) 活動性の重複癌(同時性重複癌及び無病期間が5年以内の異時性重複癌)を合併している者
(2) 治験薬投与前4週(28日)以内にスピロノラクトン又は副腎皮質ホルモン剤
 (但し、吸入剤及び外用剤は除く)を使用した者
(3) 治療を要する又は症候性の中枢神経系転移のある者
(4) 脊髄圧迫又は尿管閉塞による腎障害を既に呈している者又は新たに発生するおそれのある者
(5) 過去に重篤な薬物アレルギー反応/過敏症の既往のある者
(6) 心筋梗塞、脳梗塞、静脈血栓症、肺塞栓症等の血栓塞栓症又は心不全の既往又は合併のある者
(7) 生存見込みに影響する可能性のある重篤な疾患又は治験実施計画書に従って適切に管理し
  追跡することが困難と考えられる既往又は合併のある者(重篤な臓器障害、精神疾患、
  薬物濫用、アルコール依存症等)
(8) 治験薬投与時点に、他の治験又は製造販売後臨床試験で治験薬又は製造販売後臨床試験薬の
  投薬終了後12週未満である者、又は最終観察が終了していない者
(9) その他、治験責任医師又は治験分担医師が症例として不適当と判断した者
主要評価項目血清テストステロン濃度、血清中薬物濃度、血清黄体形成ホルモン(LH)濃度、血清卵胞刺激ホルモン(FSH)濃度、有害事象
副次評価項目抗腫瘍効果(前立腺癌取扱い規約の「前立腺癌の非観血的治療効果判定基準」に従った総合効果、RECISTに従った最良総合効果)、血清PSA濃度
その他の評価項目 バイタルサイン、体重、臨床検査成績、心電図
解析計画血清テストステロン濃度、血清中薬物濃度、血清LH濃度、血清FSH濃度:
各評価時点での要約統計量を算出し、推移図を作成する
安全性:治験薬投与後に発現した有害事象とそのGrade(NCI-CTCAE v4.0に基づく)、発現時期、ならびに治験薬との因果関係が否定できない事象を頻度集計する
抗腫瘍効果:頻度集計する

患者背景

項目 分類 PRO22.5mg
(6例)
年齢(歳) 65未満
65以上
1(16.7)
5(83.3)
平均値±標準偏差 71.0±5.83
性別
6(100.0)
0( 0.0)
身長(cm) 平均値±標準偏差 160.5±5.79
体重(kg) 平均値±標準偏差 62.02±5.232
BMI(kg/m2 平均値±標準偏差 24.22±3.145
喫煙歴 喫煙経験なし
現在喫煙している
過去に喫煙していたが
現在は喫煙していない
1(16.7)
0( 0.0)
5(83.3)

Gleason
分類
(Primary
Pattern)
1
2
3
4
5
0( 0.0)
0( 0.0)
4(66.7)
2(33.3)
0( 0.0)
Gleason
分類
(Secondary
Pattern)
1
2
3
4
5
0( 0.0)
0( 0.0)
2(33.3)
4(66.7)
0( 0.0)
Gleason
Score
2~5
6
7
8
9~10
0( 0.0)
1(16.7)
4(66.7)
1(16.7)
0( 0.0)

 

項目 分類 PRO22.5mg
(6例)
組織型 腺癌
その他
6(100.0)
0( 0.0)
腺癌の分類 高分化
中分化
低分化
分化度の評価
不可能
4(66.7)
1(16.7)
1(16.7)
0( 0.0)

TNM分類 T T0
T1a
T1b
T1c
T2
T3
T4
0( 0.0)
0( 0.0)
0( 0.0)
4(66.7)
0( 0.0)
1(16.7)
1(16.7)
N N0
N1
NX
6(100.0)
0( 0.0)
0( 0.0)
M M0
M1
MX
5(83.3)
1(16.7)
0( 0.0)
ECOG
Performance
Status
0
1
2
3
4
6(100.0)
0( 0.0)
0( 0.0)
0( 0.0)
0( 0.0)

数字は例数、( )内は%

(1) 抗腫瘍効果(投与24週時点:副次評価項目)

前立腺癌患者(ホルモン療法未治療例)6例に、PRO22.5mgを単回皮下投与して、抗腫瘍効果を検討した結果は下記のとおりであった。

1)総合効果

■前立腺癌の取扱い規約(第3版)に従った抗腫瘍効果

評価時点 例数 評価判定
CR PR SD NC PD
12週 6 2 4 0 0 0
24週 6 2 4 0 0 0

数字は例数

■RECISTに従った最良総合効果

例数 評価判定
CR PR SD PD NE
6 0 0 2 0 4

数字は例数
注)「RECIST(v1.1)」に準拠して評価した。

効果判定基準:
CR(Complete Response)、PR(Partial Response)、SD(Stable Disease)、NC(No Change)、
PD(Progressive Disease)、NE(Not Evaluable)

(2) 副作用(主要評価項目)

Grade 2以上の副作用が100.0%(6/6例)に認められ、主なものは血中トリグリセリド増加(2/6例)、血中クレアチンホスホキナーゼ(CPK)増加(1/6例)及び糖尿病[糖尿病増悪(診断名)](1/6例)であった。
なお、本試験においてGrade 3以上及び投与中止に至った副作用、薬剤に起因した死亡は認めなかった。

*:NCI-CTCAE v4.0に基づく中等度(最低限の治療、局所的治療又は非侵襲的治療を要する)

10)河村恵美子, 他:癌と化学療法. 2014;41:587 [HB14F313]
本論文の著者の内4名は武田薬品工業株式会社の社員である。

11)リュープロレリン22.5mg前立腺癌患者(ホルモン療法未治療例)を対象とした国内第Ⅱ相試験(社内資料、承認審査時評価資料)

前立腺癌編  臨床成績 2. 前立腺癌患者(ホルモン療法既治療例)に対する抗腫瘍効果 11.25mg(12週製剤)投与時の抗腫瘍効果(3.75mgとの比較)

禁忌を含む使用上の注意等は「添付文書」をご参照ください。