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ボンベンディ静注用1300 くすりの相談FAQ遺伝子組換えヒト von Willebrand因子製剤

ボニコグ アルファ(遺伝子組換え)

このFAQに記載の情報は、製品の適正使用にあたっての参考情報であり、全てのケースにあてはまるものではありません。そのため、「FAQ」の利用に関して生じた結果については、責任を負いかねますので、ご了承ください。製品のご使用にあたっては、最新の添付文書をご確認ください。また、製品に関してご不明な点がございましたら、弊社くすり相談室(0120-566-587)にお問い合わせください。

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5.その他

Q2
ボンベンディ静注用1300との併用の際、血液凝固第Ⅷ因子(FⅧ)製剤の用量について教えてください。

出血時の止血では、ベースラインの血漿第Ⅷ因子活性(FVIII:C)が40%未満の患者さんの場合は、40%超を達成できる量の血液凝固第Ⅷ因子(FⅧ)製剤を投与すること、ベースラインのFVIII:Cが不明な患者の場合は「ボンベンディ静注用1300を初回投与後、10分以内にFVIII製剤を投与すること。」以上の規定はありません。ただし、初回投与後のFVIII:Cの補充レベルは40%を達成するよう規定されています1)

緊急手術の場合は手術の1時間前にFVIII:Cが適切な止血レベルまで上昇するよう投与量を調節します1)

参考)
7.3 周術期の止血管理1)

7.3.1 手術前に本剤及び必要に応じFⅧ製剤を投与すること。用量は、術中及び術後の過度な出血を予防するための、血漿中VWF:RCo及びFⅧ:Cの推奨目標値から算出する。手術の種類ごとの推奨目標ピーク値は以下のとおり。

手術の種類血漿中目標ピーク値
VWF:RCo(%)FⅧ:C(%)
小手術50~6040~50
大手術10080~100

7.3.3 FⅧ:Cを目標値まで上昇させるために、FⅧ製剤の追加投与が必要となることがある。用量の算出は、FⅧ製剤のIR及び添付文書に基づくこと。

*上昇回収率(IR):患者の既存の薬物動態(PK)データより算出する。

(参考資料)
  1. ボンベンディ静注用1300 添付文書