サイトマップお問合わせ

  • 新規会員登録
  • ログイン

ボンベンディ静注用1300 くすりの相談FAQ遺伝子組換えヒト von Willebrand因子製剤

ボニコグ アルファ(遺伝子組換え)

このFAQに記載の情報は、製品の適正使用にあたっての参考情報であり、全てのケースにあてはまるものではありません。そのため、「FAQ」の利用に関して生じた結果については、責任を負いかねますので、ご了承ください。製品のご使用にあたっては、最新の添付文書をご確認ください。また、製品に関してご不明な点がございましたら、弊社くすり相談室(0120-566-587)にお問い合わせください。

ボンベンディ静注用1300のFAQ一覧へ戻る

2.用法用量

Q2
どのような患者さんにボンベンディ静注用1300と血液凝固第Ⅷ因子(FⅧ)製剤を併用投与することができますか?その根拠について教えてください。

患者さんの血漿第Ⅷ因子活性(FⅧ:C)を測定1)し、FⅧ:Cが40%未満2)の患者さんには、ボンベンディ静注用1300を投与します。
フォン・ヴィレブランド因子(von Willebrand factor: VWF)は第Ⅷ因子(FⅧ)の安定化機能があり、von Willebrand病患者さんではさまざまな程度でFⅧ:Cの低下が起きています3)。このためvon Willebrand病患者さんにおける出血傾向の抑制にはそれぞれの患者さんのFⅧ:Cに応じてボンベンディ静注用1300投与とともにFⅧ製剤を併用投与することがあります。
また、出血時の止血では、FⅧ:Cが不明な患者さんに対しても、ボンベンディ静注用1300初回投与後のFⅧ:Cの補充レベルが40%を超えるようにFⅧ製剤を投与します。

(参考資料)
  1. ボンベンディ静注用1300 添付文書
  2. 欧州医薬品庁の血漿由来von Willebrand因子の製品概要ガイドラインhttps://www.ema.europa.eu/en/documents/assessment-report/veyvondi-epar-public-assessment-report_en.pdf(閲覧日:2021年10月8日)
  3. 志田 泰明, 野上 恵嗣: 日本血栓止血学会誌. 2015; 26(1): 49-56.