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ベクティビックス点滴静注100mg・400mg くすりの相談FAQ抗悪性腫瘍剤/ヒト型抗EGFR注1)モノクローナル抗体 注1)EGFR : Epidermal growth factor receptor(上皮細胞増殖因子受容体)

パニツムマブ(遺伝子組換え)

このFAQに記載の情報は、製品の適正使用にあたっての参考情報であり、全てのケースにあてはまるものではありません。そのため、「FAQ」の利用に関して生じた結果については、責任を負いかねますので、ご了承ください。製品のご使用にあたっては、最新の添付文書をご確認ください。また、製品に関してご不明な点がございましたら、弊社くすり相談室(0120-566-587)にお問い合わせください。

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3.安全性

Q4
ベクティビックス点滴静注100mg・400mgの投与による爪囲炎に対する対処方法について教えてください。

ベクティビックス点滴静注100mg・400mgの投与による爪囲炎の治療法・処置法は、テーピングを行ったうえで、外用ステロイド剤や内服抗菌剤による治療の他、ガター法、液体窒素による凍結法、部分爪甲除去術、人工爪形成術などの処置法があります。

爪から周囲皮膚、肉芽に加わる刺激や圧力を緩和するために、爪切りや、テーピングを用います。重症例では医師によるガター法(皮膚に食い込んでいる爪の下に、細いチューブを挿入する方法)、液体窒素による凍結法、部分爪甲除去術、人工爪形成術(つけ爪)等を行います。

爪囲炎の症状治療法・処置法
滲出液が見られる洗浄・消毒のうえ、ガーゼ保護やテーピング
腫脹外用ステロイド剤(ベタメタゾン吉草酸エステル)とクーリング注)で対応
肉芽形成外用ステロイド剤(strongクラス以上)
感染症の合併内服抗菌剤(テトラサイクリン系抗菌剤)の短期使用
重症例(外科的・専門的処置)ガター法、液体窒素による凍結法、部分爪甲除去術、人工爪形成術

注)氷や保冷剤によるクーリングは温度が低すぎる上、「点」でしか冷やせないため、手・足にビニール袋をかぶせ、水やゲル状の保冷剤などに浸けるなどして、「面」で冷やせる方法を用いる。

参考)
<テーピング>

① 爪と爪の周りを清潔にするため、テーピング前に、泡立てた洗浄剤をたっぷり爪の上に乗せ、しばらくおいて泡に汚れを吸着させてから、よく洗い流す。

② 伸縮性の少ないテープ(キノソフト®、フィクソムル®ストレッチなど)を幅1.0~1.5cm、長さ約5~6cmに切る(テープの長さは指の太さや長さに応じて調節する。)

③ 爪と皮膚の境目にテープを少し貼り付ける。テープを引っ張り、爪と皮膚の間に隙間を作るようにする。

④ 残りのテープは関節にかかるように、斜めにらせん状に巻いていく。

※絆創膏は貼らないようにする
爪囲炎の発現部位に貼ると、爪と肉芽を寄せてしまい、また患部が蒸れるため、絆創膏を貼るのは避けるほうがよいです。保護目的で絆創膏をどうしても貼りたい場合は、横からの圧迫を避けるためにも、横向きではなく、縦向きに貼るようにします。

<爪の切り方>

① 爪を切る前に、泡をつけて洗います。

② 爪切りやはさみを使って、爪を四角く切ります。

③ 切った部分をやすりで整えます。

※爪の食い込みは切らないようにします
爪の食い込みを切ると、症状が改善することがありますが、悪化することもあります。患者さんの判断で爪の食い込みを切らず、医師の指示に従って切るように指導してください。

(参考資料)
  • ベクティビックス点滴静注100mg・400mg 副作用アーカイブ 皮膚障害