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タケキャブOD錠10mg・20mg くすりの相談FAQカリウムイオン競合型アシッドブロッカー -プロトンポンプインヒビター-

ボノプラザンフマル酸塩口腔内崩壊錠

このFAQに記載の情報は、製品の適正使用にあたっての参考情報であり、全てのケースにあてはまるものではありません。そのため、「FAQ」の利用に関して生じた結果については、責任を負いかねますので、ご了承ください。製品のご使用にあたっては、最新の電子添文をご確認ください。また、製品に関してご不明な点がございましたら、弊社くすり相談室(0120-566-587)にお問い合わせください。

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1.特殊背景患者

Q2
肝機能障害のある患者さんへのタケキャブOD錠の投与について教えてください。

肝機能障害患者さんに対して用量調節は不要です。

本剤は主に肝臓で代謝されるため、「本剤の代謝、排泄が遅延することにより血中濃度が上昇することがある」と電子添文に記載されています1)
肝機能障害患者では、肝機能正常者に比べAUC、Cmaxともに上昇しましたが、有効性・安全性に及ぼす大きな影響がなかった2)ため、肝機能に応じた用量調節は必要ないと考えられました。

参考)
<電子添文 16.6.2 肝機能障害患者>1)
肝機能正常者、並びに軽度(Child-Pugh分類スコアA)、中等度(Child-Pugh分類スコアB)及び高度肝機能障害(Child-Pugh分類スコアC)のある患者を対象にボノプラザンとして20mgを投与した時の薬物動態に及ぼす肝機能障害の影響を検討した外国で実施した臨床試験において、ボノプラザンのAUC(0-inf)及びCmaxは、軽度、中等度及び高度肝機能障害のある患者では肝機能正常者と比較してそれぞれ1.2~2.6倍及び1.2~1.8倍高い。

(参考資料)
  1. タケキャブOD錠10mg/20mg 電子添文
  2. タケキャブOD錠10mg/20mg インタビューフォーム