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ニンラーロカプセル2.3mg・3mg・4mg くすりの相談FAQ抗悪性腫瘍剤(プロテアソーム阻害剤)

イキサゾミブクエン酸エステルカプセル

このFAQに記載の情報は、製品の適正使用にあたっての参考情報であり、全てのケースにあてはまるものではありません。そのため、「FAQ」の利用に関して生じた結果については、責任を負いかねますので、ご了承ください。製品のご使用にあたっては、最新の添付文書をご確認ください。また、製品に関してご不明な点がございましたら、弊社くすり相談室(0120-566-587)にお問い合わせください。

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2.用法用量

Q4
ニンラーロカプセル単剤による「多発性骨髄腫の維持療法」では、5サイクル以降に増量し、減量した後、再度増量することは可能ですか?

ニンラーロカプセル2.3mg・3mg・4mg 添付文書1)では、「多発性骨髄腫における維持療法」の5サイクル以降に増量し、減量を行った後に再度増量する場合についての規定は記載されてません。

しかし、国際共同第Ⅲ相試験(C16019試験、C16021試験)において、ニンラーロカプセルの毒性発現により減量が必要となった患者さんには、再増量を許可しないこととなっていました1, 2)

(参考資料)
  1. 国際共同第Ⅲ相試験(C16019試験:TOURMALINE-MM3)ClinicalTrials.gov, NCT02181413, Study Protocol.
    Dimopoulos MA, et al.: Lancet. 2019; 393: 253-264.
    本試験はMillennium社(Takeda Oncology Company)の資金提供により実施され、著者にMillennium社の社員7名が含まれる。
    筆頭著者Dimopoulos MA以下12名が武田薬品工業株式会社から謝礼等を受領している。
  2. 国際共同第Ⅲ相試験(C16021試験:TOURMALINE-MM4)Dimopoulos MA, et al.: J Clin Oncol. 2020; 38(34): 4030-4041. [PMID: 33021870], Study Protocol.
    Dimopoulos MA, et al.: J Clin Oncol. 2020; 38(34): 4030-4041.
    本試験はMillennium社(Takeda Oncology Company)の資金提供により実施され、著者にMillennium社の社員4名、武田薬品工業株式会社の社員2名が含まれる。
    筆頭著者Dimopoulos MA以下12名が武田薬品工業株式会社から謝礼金などを受領している。