サイトマップお問合わせ

  • 新規会員登録
  • ログイン

ニンラーロカプセル2.3mg・3mg・4mg くすりの相談FAQ抗悪性腫瘍剤(プロテアソーム阻害剤)

イキサゾミブクエン酸エステルカプセル

このFAQに記載の情報は、製品の適正使用にあたっての参考情報であり、全てのケースにあてはまるものではありません。そのため、「FAQ」の利用に関して生じた結果については、責任を負いかねますので、ご了承ください。製品のご使用にあたっては、最新の添付文書をご確認ください。また、製品に関してご不明な点がございましたら、弊社くすり相談室(0120-566-587)にお問い合わせください。

ニンラーロカプセル2.3mg・3mg・4mgのFAQ一覧へ戻る

2.用法用量

Q1
ニンラーロカプセルを長期処方する際、投薬期間制限はあるのか教えてください。

必要期間処方可能です。ただしニンラーロカプセルの長期処方の際には過量投与にご注意ください。

<多発性骨髄腫における維持療法を受ける患者さんの場合>
ニンラーロカプセルを24ヵ月(約26サイクル)を超えて投与した場合の有効性及び安全性は確立していません。

なお、ニンラーロカプセルを長期処方する際の保険請求については請求先の審査機関へお問い合わせください。

ニンラーロカプセル添付文書1)では以下のように記載されています。

6. 用法及び用量

〈再発又は難治性の多発性骨髄腫〉
レナリドミド及びデキサメタゾンとの併用において、通常、成人にはイキサゾミブとして1日1回4mgを空腹時に週1回、3週間(1、8及び15日目)経口投与した後、13日間休薬(16〜28日目)する。この4週間を1サイクルとし、投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。

〈多発性骨髄腫における維持療法〉
通常、成人には1日1回、本剤を空腹時に週1回、3週間(1、8及び15日目)経口投与した後、13日間休薬(16〜28日目)する。この4週間を1サイクルとし、投与を繰り返す。本剤の投与量は、4サイクルまではイキサゾミブとして3mg、5サイクル以降はイキサゾミブとして4mgとする。なお、患者の状態により適宜減量する。

7. 用法及び用量に関連する注意(抜粋)
〈効能共通〉

7.2 新たなサイクルの開始にあたっては、以下の基準を参考に投与の可否を判断すること。
サイクル開始基準
好中球数1,000/mm3以上
血小板数75,000/mm3以上
非血液毒性ベースライン又はGrade 1以下に回復
GradeはNCI-CTCAE v4.0に基づく

〈多発性骨髄腫における維持療法〉
7.8 本剤を24ヵ月を超えて投与した場合の有効性及び安全性は確立していない。
13. 過量投与

13.1 処置
本剤は血液透析により除去されない。

(参考資料)
  1. ニンラーロカプセル2.3mg・3mg・4mg 添付文書