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リュープリン注射用1.88mg・3.75mg・キット1.88mg・キット3.75mg くすりの相談FAQLH-RH(黄体形成ホルモン放出ホルモン)誘導体 マイクロカプセル型徐放性製剤

リュープロレリン酢酸塩

このFAQに記載の情報は、製品の適正使用にあたっての参考情報であり、全てのケースにあてはまるものではありません。そのため、「FAQ」の利用に関して生じた結果については、責任を負いかねますので、ご了承ください。製品のご使用にあたっては、最新の添付文書をご確認ください。また、製品に関してご不明な点がございましたら、弊社くすり相談室(0120-566-587)にお問い合わせください。

リュープリン注射用1.88mg・3.75mg・キット1.88mg・キット3.75mgのFAQ一覧へ戻る

3.安全性

Q5
リュープリン注射用1.88mg、3.75mgとリュープリン注射用キット1.88mg、3.75mgの投与時開始初期のフレアアップ(一過性の血中テストステロン・エストロゲンの上昇)の臨床症状、予防法、対処法について教えてください。

症状:
リュープリン酢酸塩や他のLH-RHアゴニストの投与開始初期に、下垂体-性腺系刺激作用により血清中性ホルモン(テストステロン・エストロゲン)濃度の一過性の上昇に伴って臨床症状(フレアアップ)があります。前立腺癌の場合、フレアアップにより前立腺癌の随伴症状、骨性疼痛や排尿困難などの発現や増悪がみられます。血清中性ホルモン値は投与数日から1-2週間目で一過性に上昇し、投与3-4週頃には去勢レベルに低下します。
閉経前乳癌の場合も、フレアアップにより骨転移巣などの痛みが一過性に増強します1)

対処法:
通常はリュープリン注射用1.88mg、3.75mg又はリュープリン注射用キット1.88mg、3.75mg投与継続中に軽快・消失しますが、症状にあわせて適切な処置を行ってください。なお、前立腺癌の場合、投与初期に抗アンドロゲン剤を短期併用することでフレアアップを予防できるという報告もあります1)

参考)
フレアアップ予防の目的で抗アンドロゲン剤を併用する場合2)
非ステロイド性抗アンドロゲン剤はLH-RHアゴニスト投与開始日に併用、ステロイド性抗アンドロゲン剤はLH-RHアゴニストより2週間程度の先行投与が必要です。薬剤例:非ステロイド性抗アンドロゲン剤:フルタミド、ビカルタミド、ステロイド性抗アンドロゲン剤:クロルマジノン酢酸エステル

(参考資料)
  1. リュープリンSR注射用キット11.25mg・リュープリンPRO注射用キット22.5mg インタビューフォーム
  2. インフォームドコンセントのための図説シリーズ 前立腺がん、2008、医薬ジャーナル社、p92-93.