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ファイバ静注用1000 くすりの相談FAQ血漿分画製剤(乾燥人血液凝固因子抗体迂回活性複合体)

乾燥人血液凝固因子抗体迂回活性複合体

このFAQに記載の情報は、製品の適正使用にあたっての参考情報であり、全てのケースにあてはまるものではありません。そのため、「FAQ」の利用に関して生じた結果については、責任を負いかねますので、ご了承ください。製品のご使用にあたっては、最新の添付文書をご確認ください。また、製品に関してご不明な点がございましたら、弊社くすり相談室(0120-566-587)にお問い合わせください。

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1.用法用量

Q5
ファイバ静注用1000の在宅自己注射は認められていますか?

ファイバ静注用1000の添付文書の8.重要な基本的注意に「本剤の在宅自己注射は、医師がその妥当性を慎重に検討し、患者又はその家族が適切に使用可能と判断した場合にのみ適用すること。」と記載されています1)
また、乾燥人血液凝固因子抗体迂回活性複合体は在宅自己注射指導管理料の対象薬剤として公示されています2)
なお、個別の事例での在宅自己注射の適否についてはレセプト審査機関や薬務局等関連機関へお問い合わせください。

参考)
在宅自己注射を実施するに当たっての留意事項3)
患者に対する注射は、医師等の有資格者が実施することが原則であるが、在宅自己注射を実施するに当たっては、以下の点に留意すること。

(1)在宅自己注射に係る指導管理は、当該在宅自己注射指導管理料の算定の対象である注射薬の適応となる疾患の患者に対する診療を日常の診療において行っており、十分な経験を有する医師が行うこと。

(2) 在宅自己注射の導入前には、入院又は週2回若しくは3回以上の外来、往診若しくは訪問診療により、医師による十分な教育期間を取り、十分な指導を行うこと。

(3)かかりつけ医師と異なる医師が在宅自己注射に係る指導管理を行う場合には、緊急時の対応等について当該かかりつけ医師とも十分な連携を図ること。

(4)在宅自己注射の実施に伴う廃棄物の適切な処理方法等についても、併せて指導を行うこと。

(参考資料)
  1. ファイバ静注用1000 添付文書
  2. 在宅自己注射指導管理料の主な対象薬剤、注射頻度及び効果・効能等
    中医協 総-3-1参考2 30. 5. 23
    https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12404000-Hokenkyoku-Iryouka/0000208928.pdf
    (閲覧日:2021年12月21日)
  3. 在宅自己注射を実施するに当たっての留意事項(保医発第0427002号 平成17年4月27日)
    中医協 総-3-1参考4 30. 5. 23
    https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12404000-Hokenkyoku-Iryouka/0000207738.pdf
    (閲覧日:2021年12月21日)