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会員限定 コパキソン皮下注20mgシリンジ
薬物動態

薬物動態 9-14)

In vitro試験及び健康成人における限られた臨床試験データから、本薬を皮下投与すると、その大部分が皮下組織及び筋肉組織において速やかに分解することが示されている。

1.血漿中濃度 9, 10) (外国人データ)

健康成人男性30例(グラチラマー酢酸塩群20例、プラセボ群10例)を対象とした用量漸増忍容性試験(ICR 012079 試験)の補足的試験として、酵素免疫測定(ELISA:Enzyme‒Linked Immunosorbent Assey)法を用いてグラチラマー酢酸塩の薬物動態解析を行うEK/PK 01.97試験を実施した。グラチラマー酢酸塩60mg(推奨治療用量の3倍)を皮下投与後、血清中グラチラマー酢酸塩濃度を測定し、薬物動態解析を試みたが、ELISAの感度及び特異性の低さ、検体採取、血清検体の保存及び輸送に伴う技術的及び方法論的問題から血清中濃度は正確には測定できなかった。

※国内における用法・用量は「通常、成人にはグラチラマー酢酸塩として20mgを1日1回皮下に投与する。」である。

2.分布・代謝 11-13)

(1)分布(ヒト、in vitro11)

ヒト血液に[125I]-グラチラマー酢酸塩を添加したとき、グラチラマー酢酸塩投与後の放射能濃度の70%はヒト血漿中から回収され、5%を超える放射能がバフィーコート分画に分布し、約25%が赤血球分画に移行していることが確認された。平均白血球中放射能濃度は赤血球濃度の10倍よりも高いことが示された。蛋白結合率は、ヒト血清アルブミンで89%を超え、ヒト血清で約97%であった。

(2)代謝(ヒト、in vitro ;ラット、in vivo12, 13)

ヒト血漿、皮下組織、及び横紋筋での[125I]- グラチラマー酢酸塩の加水分解を検討した。[125I ]-グラチラマー酢酸塩は、ヒト皮下組織及び横紋筋の両方で速やかに加水分解された。ラットを用いた非臨床試験でもグラチラマー酢酸塩は皮下組織において速やかに分解され、皮下投与後に全身循環に移行する前に代謝を受けることが確認された。よって、グラチラマー酢酸塩は皮下投与後に速やかに分解され、血中に到達するのはごく一部であると考えられた。

ヒト皮下組織ホモジネートによるグラチラマー酢酸塩の加水分解は、アルブミンの添加により遅延した。[125I]-グラチラマー酢酸塩とともにインキュベーションした後のヒト血漿中において、グラチラマー酢酸塩及びその由来成分は安定性を示したが、この作用は蛋白質濃度に依存し、ヒト血漿の希釈倍率の上昇に伴って安定化作用は低下した。

3.薬物間相互作用 14)

In vitro条件下で[125I]-グラチラマー酢酸塩はヒト血清蛋白に対するカルバマゼピン又はフェニトインの血漿蛋白結合率に影響を及ぼさないことが示され、逆の場合も同様であることから、ヒト血清蛋白との結合置換反応に基づく相互作用をグラチラマー酢酸塩が引き起こす可能性は低いと考えられた。

主要文献

  • 9)グラチラマー酢酸塩の薬物動態試験成績①(血清中濃度)(社内資料、承認審査時評価資料)
  • 10)グラチラマー酢酸塩の薬物動態試験成績②(EK/PK 01.97試験)(社内資料、承認審査時評価資料)
  • 11)グラチラマー酢酸塩の薬物動態試験成績③(分布)(社内資料、承認審査時評価資料)
  • 12) グラチラマー酢酸塩の薬物動態試験成績④(代謝[ヒト組織ホモジネート])(社内資料、承認審査時評価資料)
  • 13)グラチラマー酢酸塩の薬物動態試験成績⑤(代謝[ラット](社内資料、承認審査時評価資料)
  • 14)グラチラマー酢酸塩の薬物動態試験成績⑥(薬物間相互作用)(社内資料、承認審査時評価資料)