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カボメティクス FAQ(腎細胞がん)

  • Q
    本剤を投与してはいけないのはどのような患者ですか?
  • A
    本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者には投与しないでください。
  • Q
    ニボルマブと併用した場合に本剤の血中濃度にどのような影響がみられますか?
  • A

    本剤の血漿中濃度をCA2099ER試験とMETEOR試験とで比較した結果、用量補正した本剤の血漿中濃度は両試験間で同程度であり、ニボルマブの併用は本剤の血漿中濃度に影響を与えないことが示されています。

    また、母集団薬物動態解析の結果からも、本剤のクリアランス、すなわち曝露がニボルマブ併用の影響を受けないことが示されています。

  • Q
    本剤の半減期は?
  • A

    外国健康成人を対象とした臨床試験において、本剤60mg錠を単回投与した時の終末相の消失半減期の平均値は111時間でした。

  • Q
    肝機能障害を有する患者に本剤を投与してもよいですか?
  • A

    本剤の血中濃度が上昇し、副作用が強くあらわれるおそれがあるため、本剤の減量を考慮するとともに、患者の状態をより慎重に観察し、副作用の発現に十分注意してください。重度(Child-Pugh分類C)の肝機能障害のある患者を対象とした臨床試験は実施していないため、このような患者における安全性は確認されていません。なお、Cabozantinib-2003試験及びCELESTIAL試験では、軽度(Child-Pugh分類A)の肝機能障害を有する肝細胞癌患者を対象として、有効性及び安全性を確認しました。

  • Q
    外国人と比較して日本人で発現割合が高かった副作用は何ですか?
  • A

    本剤単独投与では、日本人を対象とした国内第Ⅱ相試験(Cabozantinib-2001試験)では手掌・足底発赤知覚不全症候群(PPES)、蛋白尿、肝機能異常の発現割合が高いことが示されました。

    ニボルマブとの併用では、国際共同第Ⅲ相試験(CA2099ER試験)の日本人患者において、高血圧、蛋白尿、肝機能異常、血小板数減少の発現割合が高いことが示されました。

  • Q
    本剤単独投与と比較して、ニボルマブ併用投与下で発現割合が高かった副作用は何ですか?
  • A

    ニボルマブ併用投与下の有効性・安全性を評価した国際共同第Ⅲ相試験(CA2099ER試験)の患者全体では、甲状腺機能低下症、リパーゼ増加の発現割合が高いことが示されました。
    本試験の日本人集団では、高血圧、発疹、リパーゼ増加の発現割合が高いことが示されました。

  • Q
    本剤は60mgからではなく、40mg又は20mgから投与開始してよいですか?
  • A

    開始用量を減量した場合の有効性及び安全性は確認されていません。

    本剤単独投与の場合は、1日1回60mgから開始してください。

    ニボルマブと併用する場合は、1日1回40mgから開始してください。

    その後、患者の状態により適宜(20mgずつ)減量を行い、患者毎に適切な用量を投与してください。

  • Q
    副作用のため減量した場合、副作用が回復した後に増量してもよいですか?
  • A

    用法及び用量に関連する注意を参照し、副作用の重症度に応じて、以下のように対応してください。

  • Q
    飲み忘れ、過量服用した場合の対応は?
  • A

    飲み忘れた場合は、飲み忘れに気づいたタイミングにより、次のように対応するよう指導してください。

    ・次の投与まで12時間以上:直ちに服用する。
    ・次の投与まで12時間以内:服用せず、次の投与のタイミングで1回分服用する。

    過量服用した場合は、直ちに主治医へ連絡するよう指導してください。

  • Q
    本剤を減量しても有効性に影響はありませんか?
  • A

    腎細胞癌患者に対する本剤の有効性及び安全性を検討した臨床試験では、本剤単独投与の場合は1日1回60mg、ニボルマブと併用する場合は1日1回40mgから開始し、副作用の発現状況に応じて、用量調節(休薬、減量又は中止)を実施することとしていました。

    国内第Ⅱ相試験(Cabozantinib-2001試験)では、有害事象により本剤を減量した患者は85.7%、休薬した患者は77.1%、本剤の平均1日投与量の中央値は26mgでした。

    また、国際共同第Ⅲ相試験(METEOR試験)では、本剤群の63.7%が有害事象により減量を要し、本剤の平均1日投与量の中央値は43mgでした。海外第Ⅱ相試験(CABOSUN試験)では、本剤の平均1日投与量の中央値は50.3mgでした。

    国際共同第Ⅲ相試験(CA2099ER試験)では、有害事象により本剤を減量した患者は50.6%、休薬した患者は68.1%、本剤の平均1日投与量の中央値は29.37mgでした。日本人集団では、本剤の平均1日投与量の中央値は21.41mgでした。

  • Q
    本剤との併用に注意すべき薬剤はありますか?
  • A

    本剤は、主に薬物代謝酵素CYP3A4で代謝されるため、CYP3Aの阻害作用又は誘導作用を有する薬剤と併用する際には注意してください。このような薬剤の例を以下に示します。

    CYP3A4 阻害剤:リトナビル、イトラコナゾール、クラリスロマイシン等
    CYP3A4 誘導剤:リファンピシン、デキサメタゾン、カルバマゼピン等

    グレープフルーツ(ジュース)はCYP3A4を阻害、セイヨウオトギリソウ(St. John's Wort、セント・ジョーンズ・ワート)はCYP3A4を誘導する作用を有していますので、これらを含有する食品との併用にもご注意ください。

    また、添付文書の「10. 相互作用」「16.7 薬物相互作用」の項もあわせてご参照ください。

  • Q
    本剤は、消化管内のpHに影響を及ぼす薬剤と併用してもよいですか?
  • A

    はい。本剤は消化管のpHに影響を及ぼす薬剤と併用可能です。健康成人を対象にプロトンポンプ阻害剤であるエソメプラゾール40mgを1日1回6日間反復投与時に本剤(錠剤)100mg注)を併用投与したとき、カボザンチニブのCmax及びAUCinfに対する影響は認められませんでした(外国人データ)。

    注)本剤の承認用量は、単独投与の場合は1回60mg、ニボルマブとの併用投与の場合は1回40mgです。

  • Q
    免疫チェックポイント阻害薬による治療歴のある患者への本剤の投与経験はありますか?
  • A

    国内第Ⅱ相試験(Cabozantinib-2001試験)において、本剤が投与された35例のうち15例に免疫チェックポイント阻害薬による治療歴がありました。免疫チェックポイント阻害薬による治療歴のある患者15例中14例(93%)に副作用が認められました。

  • Q
    妊婦・授乳婦に対して本剤を投与してもよいですか?
  • A

    動物を用いた検討において、最大臨床用量(60mg/日)における曝露量(AUC)よりも低い用量で生殖毒性が認められています。妊婦に対して本剤を投与した臨床試験データはありません。妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与してください。

    授乳はしないことが望ましいです。ラットの出生前及び出生後の生殖毒性試験で授乳期に本剤を母動物に投与したとき、出生児の血漿中に本剤が検出されています。

  • Q
    外科的処置を行う際に、投薬中止時期は?
  • A

    創傷治癒を遅らせる可能性があるので、外科的処置が予定されている場合には、外科的処置の少なくとも28日以上前に本剤の投与を中断することを検討してください。

    外科的処置後の投与再開は、患者の状態に応じて判断してください。

    なお、国内第Ⅱ相試験(Cabozantinib-2001試験)及び国際共同第Ⅲ相試験(METEOR試験)では、大手術による創傷は本剤投与の1ヵ月前までに完全に治癒していなければならない[軽微な手術(例:単純切除術、抜歯)による創傷は本剤投与の10日前までに完全に治癒していること]としていました。