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会員限定 アディノベイト静注用キット 開発の経緯・特徴

Last Update:2023.02

開発の経緯

1988年発売

ヘモフィル®M<血漿由来製剤>

イムノアフィニティクロマトグラフィーにより高度に精製した血漿由来
血液凝固第Ⅷ因子製剤「ヘモフィル®M」を開発しました。

1996年発売

リコネイト®<遺伝子組換え製剤>

世界で初めての遺伝子組換え血液凝固第Ⅷ因子製剤「リコネイト®」の開発に成功しました。

2007年発売

アドベイト®<遺伝子組換え製剤(プラズマ/アルブミン フリー製法)>

病原体感染リスクの問題を解決するためにさらなる研究を続け、細胞培養、精製、製剤化、いずれの工程においても血漿やアルブミン、ウシ由来成分等のヒトおよび動物由来タンパクを全く添加しない「プラズマ/アルブミン フリー製法」による全長型の遺伝子組換え血液凝固第Ⅷ因子製剤「アドベイト®」を開発しました。

2016年発売

アディノベイト®<半減期延長型遺伝子組換え製剤(プラズマ/アルブミン フリー製法)>

効果持続を目的として半減期延長型製剤アディノベイト®を開発しました。「アドベイト®」の有効成分であるルリオクトコグ アルファにPEGを共有結合しています。このPEG修飾によって血中での循環時間を延長し、曝露量が増加します。

2018年発売

アディノベイト®静注用キット<半減期延長型遺伝子組換え製剤(プラズマ/アルブミン フリー製法)>

衛生的で簡単な溶解操作を実現するため、薬剤・注射用水・溶解デバイスを一体化しました。ワンアクションで溶解操作が完了します。

*販売中止

特徴

1
遺伝子組換え血液凝固第Ⅷ因子製剤「アドベイト(ルリオクトコ グアルファ)」をもとにPEGを共有結合した半減期延長型製剤です。
2
12歳以上、12歳未満のいずれの患者群(治療歴のある重症型血友病A患者)においても定期補充療法の有効性を検討しました。
3
12歳以上、12歳未満のいずれの患者群(治療歴のある重症型血友病A患者)においても出血時の有効性を検討しました。
4
重症型血友病Aの治療歴があり手術又は侵襲的処置を受ける患者を対象とした第Ⅲ相海外臨床試験(手術試験)において、周術期の止血効果は全例が「著効」でした。 第Ⅲ相海外臨床試験(手術試験、海外データ)
5
第Ⅱ/Ⅲ相国際共同臨床試験では、137例中7例(5.1%)に副作用が認められ、主な副作用は頭痛3例(2.2%)でした。(承認時)
小児試験では、本剤の副作用として66例中1例に蕁麻疹(1.5%)が認められました。手術試験では、本剤の副作用として頭痛及び肝酵素(ALT)上昇が各1例(4.5%)報告されました。重大な副作用(類薬)にショック、アナフィラキシー(頻度不明)があります。最新の安全性情報については、電子化された添付文書の副作用及び臨床成績の安全性の結果をご参照ください。 副作用
6
12歳以上、12歳未満のいずれの患者群(治療歴のある重症型血友病A患者)においても、アディノベイトを50ED(実投与日数)以上投与した被験者を含めて第Ⅷ因子インヒビターの発現は認められませんでした[第Ⅱ/Ⅲ相国際共同臨床試験、海外第Ⅲ相臨床試験(小児試験)、海外第Ⅲ相臨床試験(手術試験)]

患者の血中に血液凝固第Ⅷ因子に対するインヒビターが発生するおそれがある。特に、血液凝固第Ⅷ因子製剤による補充療法開始後、投与回数が少ない時期(補充療法開始後の比較的早期)や短期間に集中して補充療法を受けた時期にインヒビターが発生しやすいことが知られている。本剤を投与しても予想した止血効果が得られない場合には、インヒビターの発生を疑い、回収率やインヒビターの検査を行うなど注意深く対応し、適切な処置を行うこと。

7
本製品は、薬剤、注射用水及び溶解デバイスを組み合わせて一体化しているため、衛生的で簡単な溶解ができます。また、2つの剤型を組み合わせることで6,000国際単位まで1度の注射で投与できます。 アディノベイト静注用キットの溶解手順

※本試験は出⾎時補充療法群において承認⽤量よりも⾼⽤量が使⽤された症例が含まれますが、承認時評価資料のため掲載いたします。

使用上の注意等は「電子添文」をご参照ください。

*アディノベイト®電子添文

8. 重要な基本的注意

8.2 患者の⾎中に⾎液凝固第Ⅷ因⼦に対するインヒビターが発⽣するおそれがある。特に、⾎液凝固第Ⅷ因⼦製剤による補充療法開始後、投与回数が少ない時期(補充療法開始後の⽐較的早期)や短期間に集中して補充療法を受けた時期にインヒビターが発⽣しやすいことが知られている。本剤を投与しても予想した⽌⾎効果が得られない場合には、インヒビターの発⽣を疑い、回収率やインヒビターの検査を⾏うなど注意深く対応し、適切な処置を⾏うこと。

アディノベイト静注用キットをご使用いただくに際して