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会員限定 アドセトリス 特徴

Last Update:2023年1月

  1. 1
    アドセトリスは抗腫瘍活性を高めるため、細胞表面マーカーCD30を標的とした抗体に、酵素で切断されるリンカーを介して抗悪性腫瘍薬(モノメチルアウリスタチンE:MMAE)を結合させた抗体薬物複合体です。
    作用機序
  2. 2
    アドセトリスはCD30陽性の腫瘍細胞のCD30に結合し、複合体(ブレンツキシマブ ベドチン-CD30複合体)として選択的に細胞内へ取り込まれた後、抗チューブリン薬であるMMAEを放出することで腫瘍増殖抑制作用を示します。
    作用機序
  3. 3
    未治療のCD30陽性のホジキンリンパ腫患者の修正無増悪生存期間(mPFS)を有意に延長させました。

    ●国際共同第Ⅲ相試験(C25003試験)
    未治療の進行期(Ann Arbor分類Ⅲ又はⅣ期)古典的ホジキンリンパ腫患者1,334例(日本人患者23例を含む。本剤+AVD投与群664例、ABVD投与群670例)を対象としたC25003試験において、主要評価項目である修正無増悪生存期間(mPFS)の中央値は、両群とも推定不能でしたが、本剤+AVD群ではABVD群と比較して統計学的に有意なmPFSの延長が認められました(検証項目)〔p=0.035(層別ログランク検定)、ハザード比0.770(95%信頼区間:0.603, 0.983)(層別Cox回帰モデル)〕。

  4. 4
    5歳以上18歳未満の未治療のCD30陽性のホジキンリンパ腫患者の腫瘍縮小効果が認められました。

    ●国際共同第Ⅰ/Ⅱ相試験(C25004試験)
    5歳以上18歳未満の未治療のCD30陽性の進行期(Ann Arbor分類Ⅲ又はⅣ期)古典的ホジキンリンパ腫患者を対象に、第Ⅱ相パートでは、51例(日本人患者2例を含む)にAVDとの併用において本剤48mg/m2を投与したC25004試験において、第Ⅱ相パートの主要評価項目である試験治療終了時点の全奏効率は86%(95%信頼区間:74, 94)でした。

  5. 5
    未治療のCD30陽性の末梢性T細胞リンパ腫患者の無増悪生存期間(PFS)を有意に延長させました。
    ●国際共同第Ⅲ相試験(SGN35-014試験)
    未治療のCD30陽性の末梢性T細胞リンパ腫患者452例(日本人患者43例を含む。本剤+CHP投与群226例、CHOP投与群226例)を対象としたSGN35-014試験において、主要評価項目である無増悪生存期間(PFS)は以下のとおりでした。

    ・ 本剤+CHP群ではCHOP群と比較して統計学的に有意なPFSの延長が認められました(検証項目)〔p=0.0110(層別ログランク検定)、ハザード比0.71(95%信頼区間:0.54, 0.93)(層別Cox回帰モデル)〕。

    ・ PFSの中央値は、本剤+CHP群で48.20ヵ月(95%信頼区間:35.15, –)、CHOP群20.80ヵ月(95%信頼区間:12.68, 47.57)でした。

  6. 6
    再発又は難治性のCD30陽性のホジキンリンパ腫及び末梢性T細胞リンパ腫において腫瘍縮小効果が認められました。

    ●国内第Ⅰ/Ⅱ相試験(TB-BC010088試験)
    再発又は難治性のCD30陽性のホジキンリンパ腫及び全身性未分化大細胞リンパ腫*患者(皮膚に限局した皮膚原発性未分化大細胞リンパ腫患者を除く)を対象に、第Ⅱ相パートでは、それぞれ9例及び5例に本剤1.8mg/kgを投与したTB-BC010088試験において、第Ⅱ相パートの主要評価項目である全奏効は9例中6例、5例中5例でした。

    ●海外第Ⅱ相試験(SG035-0003試験)
    再発又は難治性のCD30陽性のホジキンリンパ腫患者(自家造血幹細胞移植後)102例を対象に本剤1.8mg/kgを投与したSG035-0003試験において、主要評価項目である全奏効率は75%(95%信頼区間:64.9, 82.6)でした。

    ●海外第Ⅱ相試験(SG035-0004試験)
    再発又は難治性のCD30陽性の全身性未分化大細胞リンパ腫*患者(皮膚に限局した皮膚原発性未分化大細胞リンパ腫患者を除く)58例を対象に本剤1.8mg/kgを投与したSG035-0004試験において、主要評価項目である全奏効率は86%(95%信頼区間:74.6, 93.9)でした。

    ●海外第Ⅱ相試験(SGN35-012試験)
    再発又は難治性のCD30陽性の末梢性T細胞リンパ腫患者35例を対象に本剤1.8mg/kgを投与したSGN35-012試験において、主要評価項目である全奏効率は41%(95%信頼区間:24.6, 59.3)であり、95%信頼区間の下限である24.6%が事前に設定した閾値である10%を超えました(p<0.001、Clopper-Pearson 検定)。

    ●国内第Ⅰ相試験(BV-HLALCL試験)
    2歳以上18歳未満の再発又は難治性のCD30陽性のホジキンリンパ腫及び全身性未分化大細胞リンパ腫*患者(皮膚に限局した皮膚原発性未分化大細胞リンパ腫患者を除く)それぞれ4例及び2例を対象に本剤1.8mg/kgを投与したBV-HLALCL試験において、副次評価項目である全奏効は4例中2例、1例中1例でした。

    ●海外第Ⅰ/Ⅱ相試験(C25002試験)
    2歳以上18歳未満の再発又は難治性のCD30陽性のホジキンリンパ腫及び全身性未分化大細胞リンパ腫*患者(皮膚に限局した皮膚原発性未分化大細胞リンパ腫患者を除く)を対象に、それぞれ15例及び17例に本剤第Ⅱ相パート推奨量1.8mg/kgを投与したC25002試験において、第Ⅱ相パートの主要評価項目及び第Ⅰ相パートの副次評価項目である全奏効率は47%(95%信頼区間:21.0, 73.0)、53%(95%信頼区間:28.0, 77.0)でした。

    * 未分化大細胞リンパ腫は、末梢性T細胞リンパ腫の1病型
    † ホジキンリンパ腫患者の場合、5歳以上18歳未満

  7. 7

    副作用

    成人 :

    <未治療のCD30陽性のホジキンリンパ腫(併用投与)>

    国際共同第Ⅲ相試験(C25003試験)では、本剤とドキソルビシン塩酸塩、ビンブラスチン硫酸塩及びダカルバジンを併用した662例(日本人10例を含む)中、641例(97%)に副作用が認められました。主な副作用(18%以上)は、好中球減少症366例(55%)、悪心319例(48%)、便秘216例(33%)、嘔吐182例(27%)、末梢性感覚ニューロパチー180例(27%)、疲労169例(26%)、末梢性ニューロパチー163例(25%)、脱毛症159例(24%)、下痢120例(18%)、発熱性好中球減少症120例(18%)及び口内炎118例(18%)でした(効能追加申請時)。

    <未治療のCD30陽性の末梢性T 細胞リンパ腫(併用投与)>

    国際共同第Ⅲ相試験(SGN35-014試験)では、本剤とシクロホスファミド水和物、ドキソルビシン塩酸塩、プレドニゾン(国内未承認)を併用した223例(日本人20例含む)中201例(90%)に副作用が認められました。
    主な副作用(16%以上)は、末梢性感覚ニューロパチー98例(44%)、好中球減少症75例(34%)、悪心71例(32%)、便秘47例(21%)、脱毛症38例(17%)、下痢36例(16%)、疲労36例(16%)及び発熱性好中球減少症35例(16%)でした(効能追加申請時)。

    <再発又は難治性のCD30陽性のホジキンリンパ腫及び末梢性T 細胞リンパ腫(単独投与)>

    ・再発又は難治性のCD30陽性のホジキンリンパ腫及び全身性未分化大細胞リンパ腫*
    国内第Ⅰ/Ⅱ相試験(TB-BC010088試験)では、20例中20例(100%)に副作用(臨床検査値の異常変動を含む)が認められました。主な副作用(20%以上)は、リンパ球減少症15例(75%)、好中球減少症13例(65%)、白血球減少症13例(65%)、末梢性感覚ニューロパチー12例(60%)、貧血7例(35%)、疲労6例(30%)、鼻咽頭炎6例(30%)、LDH 増加5例(25%)、発疹5例(25%)、食欲減退4例(20%)、悪心4例(20%)、ALT(GPT)増加4例(20%)、AST(GOT)増加4例(20%)、下痢4例(20%)及び上気道感染4例(20%)でした(承認時)。

    ・再発又は難治性のCD30陽性のホジキンリンパ腫
    海外第Ⅱ相試験(SG035-0003試験)では、102例中93例(91%)に副作用が認められました。主な副作用(20%以上)は、末梢性感覚ニューロパチー43例(42%)、悪心36例(35%)及び疲労35例(34%)でした(承認時)。

    ・再発又は難治性のCD30陽性の全身性未分化大細胞リンパ腫*
    海外第Ⅱ相試験(SG035-0004試験)では、58例中53例(91%)に副作用が認められました。主な副作用(20%以上)は、末梢性感覚ニューロパチー24例(41%)、悪心15例(26%)及び疲労13例(22%)でした(承認時)。

    ・再発又は難治性のCD30陽性の非ホジキンリンパ腫(対象:末梢性T 細胞リンパ腫)
    海外第Ⅱ相試験(SGN35-012試験)では、35例中28例(80%)に副作用が認められました。主な副作用(15%以上)は、末梢性感覚ニューロパチー13例(37%)及び疲労7例(20%)でした(効能追加申請時)。

    小児 :

    <未治療のCD30陽性のホジキンリンパ腫(併用投与)>

    国際共同第Ⅰ/Ⅱ相試験(C25004試験)では、59例中57例(97%)に副作用が認められました。主な副作用(20% 以上)は、嘔吐46例(78%)、悪心42例(71%)、好中球減少症33例(56%)、白血球数減少24例(41%)、好中球数減少22例(37%)、口内炎18例(31%)、便秘17例(29%)、腹痛16例(27%)、貧血12例(20%)及び下痢12例(20%)でした(効能追加申請時)。

    <再発又は難治性のCD30陽性のホジキンリンパ腫及び末梢性T 細胞リンパ腫(単独投与)>

    ・再発又は難治性のCD30陽性のホジキンリンパ腫及び全身性未分化大細胞リンパ腫*
    国内第Ⅰ相試験(BV-HLALCL試験)では、6例全例(100%)に副作用が認められました。主な副作用(20%以上)は、白血球数減少5例(83%)、発熱4例(67%)、好中球数減少3例(50%)、リンパ球数減少2例(33%)、ALT(GPT)増加2例(33%)、AST(GOT)増加2例(33%)及び体重減少2例(33%)でした(効能追加申請時)。
    海外第Ⅰ/Ⅱ相試験(C25002試験)では33例中23例(70%)に副作用が認められました。主な副作用(10%以上)は、悪心8例(24%)、錯感覚5例(15%)、発熱5例(15%)、好中球減少症4例(12%)及び末梢性感覚ニューロパチー4例(12%)でした(効能追加申請時)。

    重大な副作用として、末梢神経障害、感染症、進行性多巣性白質脳症(PML)、骨髄抑制、Infusion reaction、腫瘍崩壊症候群、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson 症候群)、急性膵炎、劇症肝炎、肝機能障害及び肺障害があらわれることがあります。

    添付文書の副作用及び臨床成績の安全性の結果をご参照ください。

    * 未分化大細胞リンパ腫は、末梢性T細胞リンパ腫の1病型

禁忌を含む使用上の注意等は「添付文書」をご参照ください。

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