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会員限定薬剤師の「今」─在宅医療編─

第14回 薬剤師の「今」―在宅医療編― 2018年総集編

激変する医療現場と薬剤師業界の未来を見据えて「今必要な情報」をインタビュー形式で紹介。2018年は在宅医療にフォーカスして教育、コミュニケーションなど6テーマ、12回にわたり各分野のエキスパートによる記事・アドバイスをお届けしてきました。1年間の節目を迎えた今回は、各記事の内容をまとめた総集編をお送りします。

川添 哲嗣 先生写真

全国薬剤師・在宅療養支援連絡会において研修・教育担当副会長を務める川添哲嗣先生に、在宅医療の場で「今」薬剤師に求められることを対物業務と対人業務それぞれの視点からご解説いただきました。また、在宅医療における薬剤師業務について残薬やポリファーマシーといったキーワードからQ&A形式でご解説いただきました。

在宅医療は入院以外の地域医療全般を意味します。訪問にこだわらず、「連携」「支援」「指導」を全力で行うことが大切なのです。

薬剤師が在宅医療の現場で求められること

  • ・患者・他職種からの認知を得る
  • ・訪問にこだわらず連携重視
  • ・おろそかにできない「対物」

対物業務のポイント

  • ① 残薬対策
  • ② 調剤前段階の情報収集
  • ③ ポリファーマシーへのアプローチ

対人業務のポイント

  • ①目標設定を明確に
  • ②WHOの「健康の3定義(「身体」「心理」「社会」)」を押さえる
第3回で解説されたQ一覧

Q1:対物業務のポイントを教えてください

  • 1-1 残薬対策の具体的方法は
  • 1-2 「調剤前に収集すべき情報」とは
  • 1-3 ポリファーマシーへの対応を教えてください

Q2:対人業務のポイントを教えてください

  • 2-1 どのようなアプローチが必要ですか
  • 2-2 課題抽出はどこに着目すればいいでしょうか
  • 2-3 薬効評価と副作用モニタリングの手順は

手嶋 無限先生写真

臨床ニーズに比較し教育体制に遅れがある在宅医療。系統だった臨床教育のシステムづくりに取り組む手嶋無限先生に、一般社団法人日本在宅薬学会がすすめる教育システムについてご解説いただきました。また、システムの特徴や医療全体から見た薬学教育のポイントをQ&A形式でご解説いただきました。

「在宅薬学」という概念も定まっていない一方、地域医療の現場は在宅重視で動き始めています。

8分野で構成、在宅療養を支援する薬剤師のスキルアップへ

8つの分野で体系化した図

  • ① 医療・介護保険制度
  • ② 他職種・他業種
  • ③ 各種社会保障制度
  • ④ 地域医療・チーム医療
  • ⑤ 研究マインド
  • ⑥ 疾患・病理・病態
  • ⑦ 薬学的基本スキル
  • ⑧ 薬学的専門スキル

特徴的なのは「研究マインド」の分野です。
薬学教育の新コアカリキュラムでは、研究能力が重視されています。アカデミックな意味での薬学がない領域が多い在宅医療現場でそれを実現するための分野です。
リサーチクエスチョンやEBMなどを学べるよう検討しています。

第5回で解説されたQ一覧

Q1:在宅医療で必要な、薬剤師としての力を身に付けるコツはありますか?

Q2:教える立場から「在宅薬学」を実践できる薬剤師を育てるコツは?

Q3:実際、在宅医療はどのように始めるのでしょうか?

Q4:在宅医療を実際に進める上で気をつけたいことは?

赤羽根 秀宜先生写真

スマートヘルスケア協会の理事で弁護士でもある赤羽根秀宜先生に、2018年度の診療報酬・調剤報酬改定における「法律面の変化」と「情報の取扱い方」についてお話しいただきました。また、多職種と連携するにあたって重要になる「情報の取扱い方」についてQ&A形式でご解説いただきました。

医療者である薬剤師にとって重要なのは、2017年5月に施行された改正個人情報保護法でしょう。
在宅業務は特に、多職種と連携するケースが多くあります。

【改正の背景】

・情報がさまざまに利用される時代となり、個人に不利益が生じず安全に活用できるよう管理強化の必要性が高まった

・膨大な情報の蓄積が進み、いわゆるビッグデータとして有効活用するための環境整備が求められている

法改正で押さえる3つのポイント

改正のキーワードは「明確化」「保護の強化」「匿名加工」の3点です。

図:改正のキーワード
  • ① 明確化―健康保険証番号も個人情報に―
  • ② 保護の強化―調剤歴も病歴も扱いは「より慎重に」―
  • ③ 匿名加工―周辺動向にも気を配る―
改正のキーワードと薬剤師にとってのポイント
図:改正のキーワードと薬剤師にとってのポイント
第7回で解説されたQ一覧

Q1:初めて在宅業務を手掛けるにあたり、現場で法的な問題を起こさないよう注意すべきポイントを教えてください

Q2:2018年度の調剤報酬改定では在宅医療に深い関係がある遠隔医療に関する議論がありませんでしたが、今後はどうなるのでしょうか?

Q3:個人情報保護法の改正を受け、在宅医療の実際業務で気をつけることは何でしょうか?

奈良 健先生写真

横浜で47年間地域を支えてきた薬局の2代目であり、かつ現場のプレーヤーでもある奈良健先生に、現場で求められていることと実情のギャップ、課題をクリアするための一例を経営の観点からお話しいただきました。また、在宅において薬剤師が介入する際のコツや介入すべき領域についてQ&A形式でご解説いただきました。

求められることと実情のギャップ
経営サイドの悩み
現場サイドの悩み

求められる薬剤師の在りかたは、1人だけで実現できるものではありません。どんな方の力をお借りし、工夫しているか、経営と現場の観点からお伝えします。

1日の訪問回数をクリアするために【経営の工夫】

効率を上げるために導入した当薬局の「パートナー制度」。パートナーとは一般事務とは違い薬剤師の秘書のような存在で、薬剤師が専門職にしかできない業務に専念できるようにする試みです。

表:業務から見るパートナーの役割
モーニングカンファに参加患者さん状態と効率面で訪問計画は重要。刻々と状態は変わるので毎朝訪問順を決める
電話でその日訪問する患者さん宅に訪問アポイントメントをとる他人のご自宅にお伺いするにあたり、訪問アポは重要だが手間がかかる。これをパートナーにやってもらう
訪問先駐車している車の管理薬剤師は停めた車を気にせず患者さんに集中できる
移動中運転移動中にカルテ入力ができるので薬局に帰る必要がなくなる
在宅業務によるアウトカムの向上【現場の工夫】

在宅医療を始めることで得られる情報は多くなり、かつ活用できる場面は格段に増えます。例えば、睡眠、食事、排泄、同居者の様子など、薬局カウンターでは得にくい情報を把握しやすくなります。

医療において薬剤師しかできないこと

医療は薬をうまく使うことでよりよくなります。そして、患者さんの状態をアセスメントし、適切に処方提案し、使用量を予測して薬を届け、確実な服薬支援ができるのは薬剤師だけです。

第9回で解説されたQ一覧

Q1:薬剤師が介入するべき領域と、多職種連携について教えてください

Q2:今注目の、薬剤師による褥瘡への介入のコツを教えてください

佐藤 一生先生写真

北海道の西いぶりエリアでひまわり薬局の店長を務める佐藤一生先生に、医療者としてのコミュニケーション力及び在宅において必要になる新しいコミュニケーション力についてご解説いただきました。また、アウトカム向上につながるコミュニケーション事例をQ&A形式でご紹介いただきました。

医療者としてのコミュニケーション力

「医療者として」の薬剤師に必須となるコミュニケーション力は、さまざまな意見や思いを適切に把握し、薬学的観点からの知見を伝えながらアウトカムを引き出すための手段であり能力といえます。

在宅業務により起きるコミュニケーションの変化

在宅医療の観点では、特にこれまでの薬局業務と異なるコミュニケーション力が必要だと感じます。住まいの場であることを最優先するため、時には添付文書やガイドラインにはない選択肢に至ることもあります。

図:在宅で必要となる新しいコミュニケーション力

的確な介入ポイント

まず薬剤師がそもそも考えなければいけない「飲めるのか」「投与できるのか」という観点。
何も大きなことではなく、例えば処方提案における剤形選択の工夫も1つです。

第11回で解説されたQ一覧

Q1:他職種との意見対立をどのように乗り越えるか、具体例を教えてください

Q2:糖尿病患者さんへの支援に関する考え方を教えてください

安澤 泰永先生写真

すぐに実務で実践できる力が身につく」と、受講者から定評のあるバイタルサイン講習会を実施されている安澤泰永先生に、講習会のエッセンスをご紹介いただきました。また、アウトカム向上につながるコミュニケーション事例をQ&A形式でご紹介いただきました。

図 バイタルサインとは

薬剤師業務に起きている変化

講習会で私がお伝えしている「今後の薬剤師業務」は大まかに分けると3つあります。

  • ① 薬をお渡しする
  • ② 服用による薬効と副作用を評価する
  • ③ さまざまな職種と連携し、処方を含む治療・支援計画を立案・見直し・実施する

図 薬剤師業務のサイクル

薬剤師の業務の目的は、このサイクルをまわすことで、患者さんやご家族の困っていることを解決し、こうありたいという希望をかなえていくことです。

  • ・薬は引き算、情報は足し算
  • ・バイタルサインが不可欠な理由
  • ・「フィジカルアセスメント」で変わる? バイタルサインの意味
第13回で解説されたQ一覧

Q1:フィジカルアセスメントのポイントと便利なツールを教えてください

Q2:実際の情報共有に便利なツール「トレーシングレポート」について活用法と併せ教えてください