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間質性肺炎合併肺癌に関するステートメント

日本呼吸器学会

日本呼吸器学会は、2017年10月、「間質性肺炎合併肺癌に関するステートメント」を刊行した(書籍版のみ。南江堂より刊行)。

日本呼吸器学会の腫瘍学術部会・びまん性肺疾患学術部会合同編集によるステートメント。肺癌患者の10~20人に1人が間質性肺炎合併肺癌といわれており、化学療法や放射線治療において急性増悪を来す場合があることが知られているが、ほとんどの抗癌剤開発臨床試験から除外されていることもあり、エビデンスはいまだ乏しい。また、診療体制の違いからか米国の肺癌の診療ガイドラインには、間質性肺炎合併肺癌の対応についての記載はない。以上の状況下で作成された本ステートメントは、同疾患について「これまでにわかっていること」と「これまで不明であり、今後あきらかにすべきこと」を整理し、臨床実践のための指針を示している。近年、特発性間質性肺炎に対する有力な薬剤が相次いで開発されており、今後のエビデンス構築、診療ガイドライン作成が期待される。なお、本ステートメントは、間質性肺炎合併肺癌の内科・外科治療のクリニカルクエスチョンを取り扱っている『特発性肺線維症の治療ガイドライン2017』(2017年2月発行)と整合性を保っている。

(注)本ガイドラインの具体的な内容については、直接ガイドライン本体で確認されることをお勧めいたします。

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