日本医療情報学会は、「SS-MIX2仕様書・ガイドライン Ver.1.2d」(2017年1月)を改訂し、2019年1月、「SS-MIX2仕様書・ガイドライン Ver.1.2e」として日本医療情報学会ホームページ上で公開した。
「SS-MIX2仕様書・ガイドライン Ver.1.2e」には「SS-MIX2標準化ストレージ仕様書 Ver.1.2e」、「SS-MIX2標準化ストレージ 構成の説明と構築ガイドライン Ver.1.2e」、「SS-MIX2 拡張ストレージ 構成の説明と構築ガイドライン Ver.1.2e」およびそれぞれの別紙・別添ファイルが含まれる。
厚生労働省電子的診療情報交換推進事業(Standardized Structured Medical Information Exchange:SS-MIX)は、医療の質の向上に向けた電子的診療情報交換推進を目的として、標準化された医療情報データを格納するストレージの仕様を策定した。日本医療情報学会では、その仕様の解説を行い、またカバーするデータ種別を拡大する形で2012年に「SS-MIX2仕様書・ガイドライン」を作成し、その後2015年には標準規格が定められていない医療情報のデータ管理に関する拡張仕様(拡張ストレージ)を追加するなど、改訂を続けている。
今回の改訂は、2017年1月のVer. 1.2dに続くもので、給食オーダの仕様およびコード表が一部改訂され、複数ボリューム管理に関する文書を追加したほか、誤記の修正や説明補記等が行われた。
(注)本ガイドラインの具体的な内容については、直接ガイドライン本体で確認されることをお勧めいたします。