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会員限定Circulation日本語版

編集委員

北風 政史(国立循環器病研究センター 臨床研究部 部長)

伊藤 貞嘉(公立刈田綜合病院 特別管理者)

苅尾 七臣(自治医科大学内科学講座 循環器内科学部門 教授)

佐田 政隆(国立大学法人 徳島大学大学院医歯薬学研究部 循環器内科学分野 教授)

長谷部 直幸(国立大学法人 旭川医科大学内科学講座 循環・呼吸・神経病態内科学分野 教授)

松本 昌泰(地方独立行政法人 堺市立病院機構 堺市立総合医療センター 顧問)

Editor-in-Chief

Joseph A. Hill

Executive Editor

James A. de Lemos

Deputy Editor

Darren K. McGuire

Senior Associate Edtior

Mark H. Drazner

Associate Edtiors

Sana M. Al-Khatib, Durham

Joshua A. Beckman, Nashville

Jarett D. Berry, Dallas

Emmanouil S. Brilakis, Minneapolis

Biykem Bozkurt, Houston

Kelly Chin, Dallas

Sandeep R. Das, Dallas

Victoria Delgado, Leiden

Deborah B. Diercks, Dallas

Thomas Eschenhagen, Hamburg

Timothy J. Gardner, Newark

Shinya Goto, Kanagawa

Gerald Greil, Dallas

W. Gregory Hundley, Winston-Salem

Graeme J. Hankey, Perth

Stefan James, Uppsala

Dharam Kumbhani, Dallas

Sergio Lavandero, Santiago

Mark S. Link, Dallas

Charles J. Lowenstein, Rochester

Chang-Sheng Ma, Beijing

Laura Mauri, Boston

Bongani M. Mayosi, Cape Town

Torbjørn Omland, Oslo

Peipei Ping, Los Angeles

Wendy S. Post, Baltimore

Anand Rohatgi, Dallas

Hesham A. Sadek, Dallas

Naveed A. Sattar, Glasgow

Philippe Gabriel Steg, Paris

Nancy K. Sweitzer, Tucson

Sami Viskin, Tel Aviv

Wanpen Vongpatanasin, Dallas

Karol E. Watson, Los Angeles

2019年8月公開 2019年 No.3 循環器と炎症反応 循環器と肥満 循環器と再生医療

編集委員佐田 政隆(国立大学法人 徳島大学大学院医歯薬学研究部 循環器内科学分野 教授)

▼ 編者の言葉

今回は,①循環器と炎症反応,②循環器と肥満,③循環器と再生医療というテーマで10論文を選定させていただいた。その中の1つは,当教室からの「Protease-Activated Receptor-2 Plays a Critical Role in Vascular Inflammation and Atherosclerosis in Apolipoprotein E-Deficient Mice」である。
凝固システムというものが非常に精密に形成されていることに驚愕する。凝固カスケードで各種因子が活性化され,最終産物である活性化トロンビンがフィブリノーゲンをフィブリンに変化させ, 血栓が形成され止血が起こることはよく知られている。さらに,凝固因子にはこの凝固以外の生物活性がある。すなわち,増殖因子の産生や血管新生を誘導して傷害された組織の修復を促したり,白血球への接着因子や走化因子の発現を亢進させ炎症を惹起して感染防御を促したりする。つまり,外傷を受けたら凝固因子は活性化され,まず止血をして,そのあと必要な組織修復,感染防御を促進するという薬理作用も有しているわけである。そして,この非凝固系の薬理作用は,内皮細胞,平滑筋細胞,白血球などに発現しているProtease Activated Receptor(PAR)と呼ばれる受容体を介することが明らかになっている。我々は,動脈硬化の病態に重要な慢性炎症が,低強度に活性化された第X因子とPAR-2を介して生じることを動物実験ならびに臨床研究から明らかにした。
我々の祖先は狩猟時代,飢餓,怪我,感染から生き延びていくために凝固系,レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系,交感神経系を発達させてきたと思われる。しかし,現代の飽食で安全な時代,これらのシステムが臓器障害で重要な役割を担っている。生活習慣病から慢性炎症が惹起される機序が明らかにされて,新しい臓器保護療法が開発されることが期待される。

成人期における発症前段階のアテローム性動脈硬化症の予測において,青年期の脂質測定結果を,診察室ベースの従来型リスク因子に追加する意義:
International Childhood Cardiovascular Cohort Consortium

Impact of Lipid Measurements in Youth in Addition to Conventional Clinic-Based Risk Factors on Predicting Preclinical Atherosclerosis in Adulthood:
International Childhood Cardiovascular Cohort Consortium

Circulation. 2018;137:1246-1255

▶ 日本語アブストラクト

細胞質DNAセンシングはマクロファージの形質変化を促進し,心筋虚血傷害の修復に関与する

Cytosolic DNA Sensing Promotes Macrophage Transformation and Governs Myocardial Ischemic Injury

Circulation. 2018;137:2613-2634

▶ 日本語アブストラクト

マルチオミクス解析を用いた時空間マッピングによる大動脈弁の分子アトラスの作成と疾患ドライバーとなるネットワークの解明

Spatiotemporal Multi-Omics Mapping Generates a Molecular Atlas of the Aortic Valve and Reveals Networks Driving Disease

Circulation. 2018;138:377-393

▶ 日本語アブストラクト

心不全は循環血中の因子を介して腫瘍増殖を刺激する

Heart Failure Stimulates Tumor Growth by Circulating Factors

Circulation. 2018;138:678-691

▶ 日本語アブストラクト

人工弁心内膜炎における18F-FDG- PET/CTの診断能改善効果

Improving the Diagnostic Performance of 18F-Fluorodeoxyglucose Positron-Emission Tomography/Computed Tomography in Prosthetic Heart Valve Endocarditis

Circulation. 2018;138:1412-1427

▶ 日本語アブストラクト

プロテアーゼ活性化受容体2は,アポリポ蛋白E欠損マウスにおいて血管の炎症とアテローム性動脈硬化に重要な役割を果たす

Protease-Activated Receptor-2 Plays a Critical Role in Vascular Inflammation and Atherosclerosis in Apolipoprotein E-Deficient Mice

Circulation. 2018;138:1706-1719

▶ 日本語アブストラクト

若齢者における駆出率の保たれた心不全

Heart Failure With Preserved Ejection Fraction in the Young

Circulation. 2018;138:2763-2773

▶ 日本語アブストラクト

新生仔ブタにおける心臓再生能

Regenerative Potential of Neonatal Porcine Hearts

Circulation. 2018;138:2809-2816

▶ 日本語アブストラクト

遺伝的に決定された血中サイトカイン濃度と脳卒中リスク:
単球遊走促進因子-1の役割

Genetically Determined Levels of Circulating Cytokines and Risk of Stroke:
Role of Monocyte Chemoattractant Protein-1

Circulation. 2019;139:256-268

▶ 日本語アブストラクト

1型糖尿病における血糖コントロール,心臓自己免疫,および心血管疾患の長期リスク:
DCCT/EDICコホートベースの研究

Glycemic Control, Cardiac Autoimmunity, and Long-Term Risk of Cardiovascular Disease in Type 1 Diabetes Mellitus:
A DCCT/EDIC Cohort–Based Study

Circulation. 2019;139:730-743

▶ 日本語アブストラクト

2017年 No.1 循環器と腎疾患, 循環器と塩2017年7月公開

編集委員伊藤 貞嘉(東北大学大学院医学系研究科 腎・高血圧・内分泌学分野 教授)

▼ 編者の言葉

昨年3月,Circulation誌面上において,Morris氏,Kurtz氏らとHall氏が,”How Does High Salt Intake Cause Hypertension?” というテーマの下,塩分感受性高血圧(Salt-Induced Hypertension)の発症機序について,熱い議論が展開されたことが記憶に新しい。塩分摂取による体液過剰が先行するのか,腎臓や全身の血管機能障害が先行したのち塩分摂取による昇圧反応が引き起こされるのか,今も尚多くの議論すべき点が残る。本テーマについては,昨年私が総会長として仙台で開催させて頂いた,「第39回日本高血圧学会総会」の中でも,ディベートセッションのテーマとして取り上げ,本邦の3人の演者がそれぞれの立場で論戦を繰り広げた。いずれにせよ,塩分感受性高血圧の発症に関して,首座となる臓器は「腎臓」であり,急性および慢性の塩分過剰摂取時の腎皮質および髄質血流の反応性や,心不全発症時の尿細管でのナトリウム再吸収の増加(いわゆる“塩毒性”)といった腎生理のメカニズムを理解することは,腎疾患のみならず,高血圧や心不全の「病態に即した治療」を進める上で非常に重要である。
本特集では,「循環器と腎疾患」「循環器と塩分」という2テーマに絞り,心不全・不整脈・心房細動・脳卒中の発症や病態等に関する10論文を日本語版としてお届けする。読者の先生方にはこれを機会に塩分過剰摂取と循環器疾患発症の病態に関する理解を深めて頂き,更には「減塩の啓蒙」と「高血圧の適切な降圧目標達成率の向上」に積極的に御参加・御尽力頂くことを希望する。

尿毒症性心血管疾患の疫学およびメカニズム

Epidemiology and Mechanisms of Uremia-Related Cardiovascular Disease

Circulation. 2016;133:518–536

▶ 日本語アブストラクト

ラクナ梗塞既往患者の腎機能に対する積極的降圧療法と通常降圧療法の影響
SPS3(Secondary Prevention of Small Subcortical Strokes)無作為化試験の事後解析

Effect of Intensive Versus Usual Blood Pressure Control on Kidney Function Among Individuals With Prior Lacunar Stroke
A Post Hoc Analysis of the Secondary Prevention of Small Subcortical Strokes (SPS3) Randomized Trial

Circulation. 2016;133:584-591

▶ 日本語アブストラクト

一般集団における心臓突然死の予測モデルの開発および検証

Development and Validation of a Sudden Cardiac Death Prediction Model for the General Population

Circulation. 2016;134:806–816

▶ 日本語アブストラクト

慢性血管合併症を伴う鎌状赤血球症患者における動脈壁スティフネスの障害
The Multinational African CADRE Study

Arterial Stiffness Impairment in Sickle Cell Disease Associated With Chronic Vascular Complications
The Multinational African CADRE Study

Circulation. 2016;134:923–933

▶ 日本語アブストラクト

心不全による初回入院後の職場復帰
デンマーク全国コホート研究

Return to the Workforce After First Hospitalization for Heart Failure
A Danish Nationwide Cohort Study

Circulation. 2016;134:999–1009

▶ 日本語アブストラクト

PR間隔延長と心臓再同期療法の転帰における関連性
National Cardiovascular Data Registryからの報告

Association Between a Prolonged PR Interval and Outcomes of Cardiac Resynchronization Therapy
A Report From the National Cardiovascular Data Registry

Circulation. 2016;134:1617–1628

▶ 日本語アブストラクト

Hsd11b2の脳特異的遺伝子欠損により惹起された塩欲求および高血圧症

Conditional Deletion of Hsd11b2 in the Brain Causes Salt Appetite and Hypertension

Circulation. 2016;133:1360-1370

▶ 日本語アブストラクト

カテコラミン誘発多形性心室頻拍マウスにおいて,プルキンエ細胞内の恒常的Na+過剰は心室筋細胞と比較してより低レベルのストレスで催不整脈性を促進する

Constitutive Intracellular Na+ Excess in Purkinje Cells Promotes Arrhythmogenesis at Lower Levels of Stress Than Ventricular Myocytes From Mice With Catecholaminergic Polymorphic Ventricular Tachycardia

Circulation. 2016;133:2348-2359

▶ 日本語アブストラクト

HFpEFの病型に基づく個別治療
各臓器の治療計画

Phenotype-Specific Treatment of Heart Failure With Preserved Ejection Fraction
A Multiorgan Roadmap

Circulation. 2016;134:73-90

▶ 日本語アブストラクト

3型先天性QT延長症候群の臨床的側面
国際多施設共同研究

Clinical Aspects of Type 3 Long-QT Syndrome
An International Multicenter Study

Circulation. 2016;134:872–882

▶ 日本語アブストラクト

2017年 No.2 高血圧症, 循環器におけるバイオマーカー2017年10月公開

編集委員苅尾 七臣(自治医科大学 内科学講座循環器内科学部門 主任教授)

▼ 編者の言葉

近年,循環器領域においてもprecision medicineの重要性が浸透してきた。昨年のAHA Scientific Sessions 2016においても,多くのprecision medicineのセッションが特設されていた。遺伝・環境連関により発生する循環器疾患のprecision medicineでは,ゲノム情報や生体バイオマーカーを用いて,より精緻な個人レベルのリスク予測を目指すことになる。本特集号においても,血液サンプルや心電図指標を用いた新規バイオマーカー研究を取り上げた。これらの新規バイオマーカーが,集団・疫学研究で明らかにされてきた古典的リスク因子をどの程度凌駕して,どの程度将来の循環器疾患発症リスクの的中率を向上させるかが示されている。
循環器疾患は一日にしてはならず,しかし発症は不連続でおこる。高血圧は内皮障害を引き起こして動脈硬化を進展させる古典的な慢性リスク因子であるのみならず,循環器疾患のトリガーとなる急性リスク因子でもある。血圧は多くの外的刺激や内的要因により変動し,非侵襲的に測定できるマスターバイオマーカーである。近年,我々は時相の異なる血圧変動が組み合わされてより大きなダイナミックサージが生じた時に循環器疾患が発症するという血圧変動の「共振仮説」を発表している(Kario K., Am J Hypertens 2016)。今後,マルチバイオマーカーの時系列データを個人レベルでより詳細に集積し,時系列処理可能なビッグデータ情報通信技術基盤の研究整備が不可欠となる。ゲノム情報に加えて,血液・尿サンプル,生体電気信号,さらに血行動態などのマルチバイオマーカーを組み合わせた時系列情報に基づく個人レベルの,より精緻でリアルタイムなリスク予測とその回避を目指した「予見医療」が最終的に目指す方向である。

未治療高血圧
白人,黒人およびヒスパニックにおける脳葉型脳出血と非脳葉型脳出血の強力なリスク因子

Untreated Hypertension
A Powerful Risk Factor for Lobar and Nonlobar Intracerebral Hemorrhage in Whites, Blacks, and Hispanics

Circulation. 2016;134:1444–1452.

▶ 日本語アブストラクト

未治療の米国人就労者集団において診察室血圧は自由行動下血圧を過小評価する
Masked Hypertension研究の結果

Clinic Blood Pressure Underestimates Ambulatory Blood Pressure in an Untreated Employer-Based US Population
Results From the Masked Hypertension Study

Circulation. 2016;134:1794–1807.

▶ 日本語アブストラクト

高繊維食および酢酸塩補給は,高血圧性マウスにおいて腸内微生物叢を変化させ,高血圧や心不全への進展を防ぐ

High-Fiber Diet and Acetate Supplementation Change the Gut Microbiota and Prevent the Development of Hypertension and Heart Failure in Hypertensive Mice

Circulation. 2017;135:964-977.

▶ 日本語アブストラクト

一般集団における心臓突然死予測のための包括的な電気的不均一性リスクスコア
Atherosclerosis Risk in Communities(ARIC)研究およびCardiovascular Health(CHS)研究

Global Electric Heterogeneity Risk Score for Prediction of Sudden Cardiac Death in the General Population
The Atherosclerosis Risk in Communities (ARIC) and Cardiovascular Health (CHS) Studies

Circulation. 2016;133:2222-2234.

▶ 日本語アブストラクト

網膜血管内径と長期心血管アウトカム予測
Atherosclerosis Risk in Communities研究

Retinal Vessel Calibers in Predicting Long-Term Cardiovascular Outcomes
The Atherosclerosis Risk in Communities Study

Circulation. 2016;134:1328-1338.

▶ 日本語アブストラクト

中国人集団におけるアテローム性心血管疾患に関する10年間のリスク予測
The China-PAR Project(中国におけるASCVDリスク予測)

Predicting the 10-Year Risks of Atherosclerotic Cardiovascular Disease in Chinese Population
The China-PAR Project (Prediction for ASCVD Risk in China)

Circulation. 2016;134:1430–1440.

▶ 日本語アブストラクト

ST上昇型急性心筋梗塞患者に対する微小血管機能指標の単独または併用適用による予後予測の有用性比較

Comparative Prognostic Utility of Indexes of Microvascular Function Alone or in Combination in Patients With an Acute ST-Segment–Elevation Myocardial Infarction

Circulation. 2016;134:1833-1847.

▶ 日本語アブストラクト

急性冠症候群患者由来の内皮微小粒子は,冠動脈内皮細胞の早期老化および血栓形成性を誘発する
Ang II/AT1受容体/NADPHオキシダーゼを介するMAPKおよびPI3キナーゼ経路活性化の役割

Endothelial Microparticles From Acute Coronary Syndrome Patients Induce Premature Coronary Artery Endothelial Cell Aging and Thrombogenicity
Role of the Ang II/AT1 Receptor/NADPH Oxidase-Mediated Activation of MAPKs and PI3-Kinase Pathways

Circulation. 2017;135:280-296.

▶ 日本語アブストラクト

成人先天性心疾患の予後予測におけるNT-proBNP,トロポニンT,および増殖分化因子15の有用性

Prognostic Value of N-Terminal Pro-B-Type Natriuretic Peptide, Troponin-T, and Growth- Differentiation Factor 15 in Adult Congenital Heart Disease

Circulation. 2017;135:264-279.

▶ 日本語アブストラクト

症候性および無症候性心不全の生化学的な早期指標としての高感度心筋トロポニン T:MESA(Multi-Ethnic Study of Atherosclerosis)

High-Sensitive Cardiac Troponin T as an Early Biochemical Signature for Clinical and Subclinical Heart Failure
MESA (Multi-Ethnic Study of Atherosclerosis)

Circulation. 2017;135:1494-1505

▶ 日本語アブストラクト

2018年1月公開 2017年 No.3 脳疾患

編集委員松本 昌泰(独立行政法人 地域医療機能推進機構(JCHO)星ヶ丘医療センター 院長)

▼ 編者の言葉

認知症の大半は脳血管障害の生活習慣病対策で予防できる?

脳は極めてエネルギー需要の高い臓器である。重さこそ体重の2%にすぎないが,代謝的には肝臓が産生するグルコースのほとんど全てと,安静時に身体全体が消費する酸素の実に20%を消費している臓器である。つまり,脳は極めて血流に依存した臓器であり,その意味で微小循環レベルを含めた脳循環の維持機構が解剖学的にも循環生理学的にも特異な発達を遂げている。さらに,微小循環レベルを特徴付ける解剖学的,分子生物学的基盤として血液・脳関門やneuro-vascular unitの存在が知られている。
これらの脳循環領域に関する基礎的・臨床的知見の集積は,今回の選択論文にも示されているが如く,脳卒中の病態(虚血耐性現象や血球細胞を含む低酸素・ラジカルなどのストレスへの応答現象など)を分子レベルで理解し,その治療法や予防法を考える上でも大きな貢献をしてきた。すなわち,脳血管のアテローム動脈硬化や細動脈の動脈硬化,さらには微小循環レベルでの内皮細胞障害などの発症・進展予防を図ることで,脳梗塞の発症・再発,subclinicalな無症候性脳梗塞や微小脳梗塞の発現・進展などが予防でき,さらには加齢や糖尿病,高血圧,脂質異常症や炎症が関わるとされるアルツハイマー型認知症の発症・進展予防にも繋がる可能性を示す報告が相次いでいる。つまり,脳・心血管病のみならず認知症も,予防可能な「生活習慣病」に位置づけられうる。したがって,脳血管障害の予防に有効な生活習慣の是正や適切なリスク管理に加えて,絶えざる脳機能の賦活は,脳卒中のみならず認知症の発症,進展予防に大きく貢献するものと期待できる。今年,105歳で他界された日野原重明先生は「生活習慣病」の提唱で知られているが,90歳にして俳句を学ぶべく,俳人の金子兜太先生に弟子入りしている。この飽くなき学びへのチャレンジ精神と良い生活習慣の実践こそが高齢者の寝たきりの2大原因である脳卒中や認知症などの予防にも有効であることをその見事な生涯をもって示された。この機会に,その多大なるご貢献に心からの敬意と感謝の意を表したい。

韓国の成人100万人超における収縮期血圧低値と血管死

Low Systolic Blood Pressure and Vascular Mortality Among More Than 1 Million Korean Adults

Circulation. 2016;133:2381-2390

▶ 日本語アブストラクト

高所低酸素血症における赤血球アデノシンA2B受容体を介したAMP活性化プロテインキナーゼ活性の有益な役割

Beneficial Role of Erythrocyte Adenosine A2B Receptor-Mediated AMP-Activated Protein Kinase Activation in High-Altitude Hypoxia

Circulation. 2016;134:405-421

▶ 日本語アブストラクト

二次予防集団における血管イベント再発の推定10年リスクおよび残存リスクの分布

Distribution of Estimated 10-Year Risk of Recurrent Vascular Events and Residual Risk in a Secondary Prevention Population

Circulation. 2016;134:1419-1429

▶ 日本語アブストラクト

心房細動のためのバイオマーカーに基づく新規の脳卒中リスクスコアの性能と妥当性

Performance and Validation of a Novel Biomarker-Based Stroke Risk Score for Atrial Fibrillation

Circulation. 2016;134:1697-1707

▶ 日本語アブストラクト

米国の国家的プログラムGet With The Guidelines-Stroke登録集団における組織プラスミノーゲン活性化因子(tPA)のゴールデンアワー内投与および発症後4.5時間までの時間-ベネフィット曲線の形状

Treatment With Tissue Plasminogen Activator in the Golden Hour and the Shape of the 4.5-Hour Time-Benefit Curve in the National United States Get With The Guidelines-Stroke Population

Circulation. 2017;135:128-139

▶ 日本語アブストラクト

心房細動患者における脳卒中発症率の報告値は集団間で大幅に異なる

Wide Variation in Reported Rates of Stroke Across Cohorts of Patients With Atrial Fibrillation

Circulation. 2017;135:208-219

▶ 日本語アブストラクト

時代傾向を反映させたフラミンガム脳卒中リスクプロファイル改訂版

Revised Framingham Stroke Risk Profile to Reflect Temporal Trends

Circulation. 2017;135:1145-1159

▶ 日本語アブストラクト

高度頸動脈狭窄症患者における頸動脈ステント留置術施行前の遠隔虚血プレコンディショニングの安全性および有効性
概念実証,無作為化比較対照試験

Safety and Efficacy of Remote Ischemic Preconditioning in Patients With Severe Carotid Artery Stenosis Before Carotid Artery Stenting
A Proof-of-Concept, Randomized Controlled Trial

Circulation. 2017;135:1325-1335

▶ 日本語アブストラクト

導入遺伝子CD39の骨髄系細胞特異的または全身的な発現がもたらす虚血脳保護

Ischemic Cerebroprotection Conferred by Myeloid Lineage-Restricted or Global CD39 Transgene Expression

Circulation. 2017;135:2389-2402

▶ 日本語アブストラクト

2018年3月公開 2018年 No.1 循環器と 脂質代謝, 動脈硬化とプラーク

編集委員佐田 政隆(徳島大学大学院 医歯薬学研究部 循環器内科学分野)

▼ 編者の言葉

受動喫煙をゼロにする取り組みが必要

非感染性および外因による死亡数の関与において,喫煙は最大の要因である。肺がんや呼吸器疾患とならんで,虚血性心疾患をはじめとする心疾患の死因となる。喫煙者が各種疾患に罹患してしまうのは因果応報としても,最大の問題は,非喫煙者が喫煙者からのたばこの煙を吸ってしまう受動喫煙である。特に,まだ健康に関する知識が不十分な小児が受動喫煙をしてしまい,将来の健康に害を及ぼすことは絶対に避けなければならない。本号においては,小児期における受動喫煙への曝露が心血管系にもたらす結果に関する,AHAの科学的ステートメントをとりあげた。
禁煙活動が盛んな米国において,1990年頃から20年で,小児の受動喫煙は半減してきているが,それでも40%という高い値である。小児期はたばこの煙中の有害物質の影響を受けやすく,将来まで内皮機能障害,動脈硬化や,自律神経障害,遅発性不整脈を惹起する。
飛行機内やタクシーでの喫煙が許可されていた20年程前と比較すると,現在の日本は隔世の感がある。しかし,日本人の喫煙率は未だ高く,公共施設や飲食店での受動喫煙対策は不十分であり,喫煙所とされていても簡単なついたてで仕切られている程度で,不本意に煙の臭いをかいでしまい非常に不快になることもしばしば経験する。また,傍若無人に歩行中に喫煙し,有毒ガスを周辺に散乱させている人に頻回に遭遇する。受動喫煙対策として2008年の北京から2018年に開催予定の平昌まで全ての五輪開催国が罰則を伴う法規制を実施しているという。2020年の東京五輪を目指し,公共の場を禁煙にする健康増進法改正が,各種反対勢力の圧力で,暗礁に乗り上げていると聞くと,日本人として恥ずかしい。国会議員の一部は,禁煙の権利があるのなら,合法的な喫煙の権利もあり,禁煙より分煙と主張しているという。それであるならば,不本意な受動喫煙がゼロになるように,たばこ税の増税によって完璧な防煙対策の推進,歩行中の喫煙禁止の強化など強力に進めていって欲しい。日本がこの分野で後進国とならないように禁煙活動に力を入れなければならないと再認識した。

Apoe-/-マウスにおいてAkkermansia Muciniphilaは,代謝性エンドトキシン血症で誘発される炎症を防ぐことで,アテローム性動脈硬化に対する保護作用を示す

Akkermansia Muciniphila Protects Against Atherosclerosis by Preventing Metabolic Endotoxemia-Induced Inflammation in Apoe-/- Mice

Circulation. 2016;133:2434-2446

▶ 日本語アブストラクト

小児期における受動喫煙への曝露が心血管系にもたらす結果:有力なエビデンス,重責,および人種的/社会経済的格差
米国心臓協会からの科学的声明

Cardiovascular Consequences of Childhood Secondhand Tobacco Smoke Exposure: Prevailing Evidence, Burden, and Racial and Socioeconomic Disparities
A Scientific Statement From the American Heart Association

Circulation. 2016;134:e336-e359

▶ 日本語アブストラクト

三尖大動脈弁を有する大動脈拡張症の患者における大動脈横断面面積/身長比とアウトカム

Aortic Cross-Sectional Area/Height Ratio and Outcomes in Patients With a Trileaflet Aortic Valve and a Dilated Aorta

Circulation. 2016;134:1724-1737

▶ 日本語アブストラクト

従来の心血管リスク因子と静脈性血栓塞栓症の関連性
前向き研究における個々の被験者データのメタ解析

Association of Traditional Cardiovascular Risk Factors With Venous Thromboembolism
An Individual Participant Data Meta-Analysis of Prospective Studies

Circulation. 2017;135:7-16

▶ 日本語アブストラクト

家族性高コレステロール血症における心血管イベント予測
SAFEHEARTレジストリ(スペイン家族性高コレステロール血症コホート研究)

Predicting Cardiovascular Events in Familial Hypercholesterolemia
The SAFEHEART Registry (Spanish Familial Hypercholesterolemia Cohort Study)

Circulation. 2017;135:2133-2144

▶ 日本語アブストラクト

前向き観察研究において,乾癬患者における冠動脈プラーク性状の高リスク特性は乾癬治療後に改善する

Coronary Plaque Characterization in Psoriasis Reveals High-Risk Features That Improve After Treatment in a Prospective Observational Study

Circulation. 2017;136:263-276

▶ 日本語アブストラクト

近隣住区の環境変化と冠動脈石灰化の変化
MESA(アテローム性動脈硬化症の多民族研究)コホートにおける長期調査

Change in Neighborhood Characteristics and Change in Coronary Artery Calcium
A Longitudinal Investigation in the MESA (Multi-Ethnic Study of Atherosclerosis) Cohort

Circulation. 2016;134:504-513

▶ 日本語アブストラクト

地域集団の高齢者における心不全のステージ
複数地域におけるアテローム性動脈硬化リスク研究(ARIC)

Heart Failure Stages Among Older Adults in the Community
The Atherosclerosis Risk in Communities Study

Circulation. 2017;135:224-240

▶ 日本語アブストラクト

高齢者における左室拡張機能の最新評価法
複数地域におけるアテローム性動脈硬化リスク(ARIC)研究

Contemporary Assessment of Left Ventricular Diastolic Function in Older Adults
The Atherosclerosis Risk in Communities Study

Circulation. 2017;135:426-4395

▶ 日本語アブストラクト

アスリートにおける生涯運動量と冠動脈アテローム性動脈硬化症の関係

Relationship Between Lifelong Exercise Volume and Coronary Atherosclerosis in Athletes

Circulation. 2017;136:138-148

▶ 日本語アブストラクト

2018年5月公開 2018年 No.2 心臓弁膜症,経皮冠動脈インターベンション

編集委員北風 政史(国立循環器病研究センター 臨床研究部 部長)

▼ 編者の言葉

最近の循環器疾患の治療法の進歩は劇的です。心不全,冠動脈疾患,不整脈,大動脈疾患,末梢血管疾患,どの分野でも薬物療法はオールスターぞろいですが,非薬物療法も全く遅れをとっていません。補助人工心臓,PCI, カテーテルアブレーション,大動脈ステント,PTAなど医療機器による治療が花盛りです。一般に新しい治療法が提供されると,まずその方法論の普及,全国レベルでの均てん化,そしてデータベースづくりと実臨床と臨床研究を両輪として学問が進んでいき,治療法として確立してきます。今回のシリーズでは,その成熟した非薬物療法として「冠動脈疾患に対するカテーテル治療(PCI)」と「僧房弁逆流症(MR)に対する外科的治療・カテーテル治療」にターゲットを当ててみました。まず数十年の歴史を有するPCIですが,今回のシリーズでわかりますように,単なる前向き研究だけでなく,それらを集めたメタ解析,レジストリー研究,予後予測などのコホート研究に加えて,血栓吸引療法,OCTなど新しい技術を用いた研究もどんどんと進んでいることがわかります。一方,MRに対する治療も活発です。外科的治療成績の向上に関する研究もみられますが,その伏線は,僧帽弁閉鎖不全に対するカテーテル治療,edge-to-edge repairの実現です。特に重症心不全におけるfunctional MRに対する外科的治療はリスクが伴うため,より侵襲の少ない本法に期待が寄せられるところです。わが国でも治験が行われて一部のMRの患者さんに使用が可能となりつつあります。本法がPCIのように循環器治療のひとつとして市民権を得るか否かは今後の実臨床の実績と臨床研究の成否によるものと思います。また,基礎研究のトピックスも話題として取り上げました。次への研究のアイデアのきっかけになれば幸いです。

心臓MRIを用いた僧帽弁逆流の定量による臨床転帰の決定

Determination of Clinical Outcome in Mitral Regurgitation With Cardiovascular Magnetic Resonance Quantification

Circulation. 2016;133: 2287-2296

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虚血性心筋症患者における右室駆出率の予測因子と予後的意義

Predictors and Prognostic Significance of Right Ventricular Ejection Fraction in Patients With Ischemic Cardiomyopathy

Circulation. 2016;134:656–665

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左室の僧帽弁リングミスマッチが弁輪形成術後の虚血性僧帽弁逆流再発に対する影響

Impact of Left Ventricular to Mitral Valve Ring Mismatch on Recurrent Ischemic Mitral Regurgitation After Ring Annuloplasty

Circulation. 2016;134: 1247–1256

▶ 日本語アブストラクト

重症の器質性僧帽弁閉鎖不全症に対する僧帽弁形成術と僧帽弁置換術の20年間にわたる転帰の比較
大規模前方視的多施設共同国際レジストリの解析

Twenty-Year Outcome After Mitral Repair Versus Replacement for Severe Degenerative Mitral Regurgitation
Analysis of a Large, Prospective, Multicenter, International Registry

Circulation. 2017;135:410-422

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マイクロRNA-146aの阻害とその標的であるジヒドロリポイルスクシニルトランスフェラーゼの過剰発現は,圧負荷による心肥大および心機能低下に対して保護作用を示す

Inhibition of MicroRNA-146a and Overexpression of Its Target Dihydrolipoyl Succinyltransferase Protect Against Pressure Overload-Induced Cardiac Hypertrophy and Dysfunction

Circulation. 2017;136:747-761

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非ST上昇型急性冠症候群患者における経皮的冠動脈インターベンションの結果を最適化するための光干渉断層法
多施設共同無作為化DOCTORS(Does Optical Coherence Tomography Optimize Results of Stenting)試験の結果

Optical Coherence Tomography to Optimize Results of Percutaneous Coronary Intervention in Patients with Non-ST-Elevation Acute Coronary Syndrome
Results of the Multicenter, Randomized DOCTORS Study (Does Optical Coherence Tomography Optimize Results of Stenting)

Circulation. 2016;134: 906-917

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急性心筋梗塞を合併する心原性ショックに対する緊急冠動脈バイパス移植後の早期死亡および遠隔期死亡における予測因子の経年変化

Temporal Trends in Predictors of Early and Late Mortality After Emergency Coronary Artery Bypass Grafting for Cardiogenic Shock Complicating Acute Myocardial Infarction

Circulation. 2016;134:1224–1237

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ST上昇型心筋梗塞における血栓吸引術
個々の患者データを用いたメタ解析:血栓吸引術試験実施者による共同研究

Thrombus Aspiration in ST-Segment-Elevation Myocardial Infarction
An Individual Patient Meta-Analysis: Thrombectomy Trialists Collaboration

Circulation. 2017;135:143-152

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経皮的冠動脈インターベンションに関する死亡統計の公的報告で外れ値として特定された病院におけるケアの質

Quality of Care at Hospitals Identified as Outliers in Publicly Reported Mortality Statistics for Percutaneous Coronary Intervention

Circulation. 2017;135:1897–1907

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冠動脈疾患における冠血流予備量比と心イベント
前向き研究IRIS-FFRレジストリ(Interventional Cardiology Research Incooperation Society Fractional Flow Reserve)のデータ

Fractional Flow Reserve and Cardiac Events in Coronary Artery Disease
Data From a Prospective IRIS-FFR Registry (Interventional Cardiology Research Incooperation Society Fractional Flow Reserve)

Circulation. 2017;135: 2241–2251

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2018年8月公開 2018年 No.3 肺高血圧症,循環器と癌

編集委員長谷部 直幸(国立大学法人 旭川医科大学内科学講座 循環・呼吸・神経病態内科学分野 教授)

▼ 編者の言葉

本特集では,腫瘍循環器病学と肺高血圧症の話題を取り上げた。
癌治療の寛解率・治癒率は格段に向上し,長期生存者(癌サバイバー)が増えるにつれて,癌治療誘発性の心血管合併症が問題となっている。特に癌化学療法関連心筋障害・心不全・不整脈・血栓塞栓症の合併は,生命予後の重大な規定因子となる。そこで新たな学際領域として腫瘍循環器病学(Onco-Cardiology)が生まれ,昨年末に日本腫瘍循環器学会が設立されて本格的な学術活動が開始された。
本特集では,小児癌患者の中年期におよぶ癌化学療法の心毒性の影響と若年癌患者の脳血管障害発症に関する二つの大規模な予後報告を取り上げた。また乳癌の放射線治療が高齢女性のHFpEFの一因となる可能性を指摘する報告,さらに心膜炎の存在が潜在的全身癌病変を示唆するとした論文を取り上げた。
本邦の改訂ガイドライン2017とニース会議報告2018を受けて肺高血圧症の診療に新たな展開が期待されている。本特集では,肺動脈性肺高血圧症の予後を規定する右心カテ所見としての一回拍出量係数と右室圧の重要性を指摘する論文を取り上げた。成人先天性心疾患は大きな臨床的課題であるが,Eisenmenger症候群の長期予後を規定する5つの因子が明らかにされている。肺動脈性肺高血圧におけるmiRNA-124の肺動脈内皮細胞・線維芽細胞の代謝・分化・炎症を介する意義を示唆する論文,さらに肺高血圧治療の新規標的機序としてのapelin受容体拮抗作用とNAMPT阻害作用を提起した論文を取り上げた。

Elabela/Toddlerは,成人の心血管系におけるapelin APJ受容体の内因性アゴニストであり,肺動脈性肺高血圧症におけるこれらのペプチドの発現低下は外因性投与によって是正される

Elabela/Toddler Is an Endogenous Agonist of the Apelin APJ Receptor in the Adult Cardiovascular System, and Exogenous Administration of the Peptide Compensates for the Downregulation of Its Expression in Pulmonary Arterial Hypertension

Circulation. 2017;135:1160-1173

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最新の成人アイゼンメンジャー症候群患者における死亡予測因子
多施設共同研究

Predictors of Death in Contemporary Adult Patients With Eisenmenger Syndrome
A Multicenter Study

Circulation. 2017;135:1432-1440

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ニコチンアミドホスホリボシルトランスフェラーゼは肺血管リモデリングを促進することから,肺動脈性肺高血圧症の治療標的となる

Nicotinamide Phosphoribosyltransferase Promotes Pulmonary Vascular Remodeling and Is a Therapeutic Target in Pulmonary Arterial Hypertension

Circulation. 2017;135:1532-1546

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肺動脈性肺高血圧症におけるPTBP1(ポリピリミジン領域結合蛋白)およびピルビン酸キナーゼM2を介する内皮細胞解糖系亢進の主要な制御因子としてのmicroRNA-124の同定

Identification of MicroRNA-124 as a Major Regulator of Enhanced Endothelial Cell Glycolysis in Pulmonary Arterial Hypertension via PTBP1 (Polypyrimidine Tract Binding Protein) and Pyruvate Kinase M2

Circulation. 2017;136:2451-2467

▶ 日本語アブストラクト

肺高血圧症における血管外膜線維芽細胞の代謝および増殖状態は,microRNA-124/PTBP1(ポリピリミジン領域結合蛋白1)/筋型ピルビン酸キナーゼ系を介して制御される

Metabolic and Proliferative State of Vascular Adventitial Fibroblasts in Pulmonary Hypertension Is Regulated Through a MicroRNA-124/PTBP1 (Polypyrimidine Tract Binding Protein 1)/Pyruvate Kinase Muscle Axis

Circulation. 2017;136:2468-2485

▶ 日本語アブストラクト

初期治療導入後の肺動脈性肺高血圧症におけるフォローアップ時の血行動態変数が有する予後的重要性

Prognostic Value of Follow-Up Hemodynamic Variables After Initial Management in Pulmonary Arterial Hypertension

Circulation. 2018;137:693-704

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英国における小児がん5年生存者34,489例を対象とする一般集団ベースの長期心臓特異的死亡率

Population-Based Long-Term Cardiac-Specific Mortality Among 34 489 Five-Year Survivors of Childhood Cancer in Great Britain

Circulation. 2017;135:951-963

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15~39歳でがん診断を受けた5年生存者178,962例における脳血管イベントのリスク
The TYACSS(思春期・若年成人がん生存者研究)

Risk of Cerebrovascular Events in 178 962 Five-Year Survivors of Cancer Diagnosed at 15 to 39 Years of Age
The TYACSS (Teenage and Young Adult Cancer Survivor Study)

Circulation. 2017;135:1194-1210

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最新の乳癌放射線療法施行後の高齢女性における左室駆出率が保持された心不全のリスク

Risk of Heart Failure With Preserved Ejection Fraction in Older Women After Contemporary Radiotherapy for Breast Cancer

Circulation. 2017;135:1388-1396

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潜在がんのマーカーおよびがん死亡の予後因子としての心膜炎

Pericarditis as a Marker of Occult Cancer and a Prognostic Factor for Cancer Mortality

Circulation. 2017;136:996-1006

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2018年11月公開 2018年 No.4 高血圧・血圧,循環器とレニン・アンジオテンシン系,循環器と腎疾患

編集委員伊藤 貞嘉(国立大学法人 東北大学大学院医学系研究科 腎・高血圧・内分泌学分野 教授)

▼ 編者の言葉

我が国では,生活習慣病の蔓延と高齢化の急速な進展が大きな健康福祉,そして,社会経済的な問題になっている。日本人の死因に寄与する因子として,喫煙と高血圧が突出している。特に,高血圧は高齢者の死亡の重大な要因である心不全の原因にもなっている。日本には4,300万人もの高血圧患者がいるが,適正に管理されているのは20%にも満たない。高血圧の克服は喫緊の課題であるが,まだまだ十分な対策が取られていない。問題の解決には医療関係者のみならず,行政や産業界の果たす役割が大きい。特に,減塩は重要な課題であり,個人の努力とともに社会全体の取り組みが重要である。このような認識を背景に,先日旭川で行われた第41回高血圧学会総会(長谷部直幸会長)では,医療システム,学術研究,社会啓発の3本柱からなる「日本高血圧学会みらい医療計画(JSH Future Plan)」が宣言された。
本特集は「①高血圧・血圧,②循環器とレニン・アンジオテンシン系,③循環器と腎疾患」をテーマにして構成されている。生活習慣病と遺伝,難治性高血圧に重要な役割を果たすとされるアルドステロン,最近高血圧や臓器障害の成因として注目されている免疫系とレニン・アンジオテンシン系の関係等についての最新の知見を紹介する。読者の皆様の参考になれば幸甚である。

骨髄系細胞と内皮細胞のNADPHオキシダーゼ2における異なる血圧調節作用

Distinct Regulatory Effects of Myeloid Cell and Endothelial Cell NADPH Oxidase 2 on Blood Pressure

Circulation. 2017;135:2163-2177

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高血圧に関連する遺伝的素因と生活習慣因子
中高年における血圧値と心血管イベントの関連性

Genetic Predisposition to High Blood Pressure and Lifestyle Factors
Associations With Midlife Blood Pressure Levels and Cardiovascular Events

Circulation. 2018; 137: 653-661

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γδT細胞はアンジオテンシンII誘発性の高血圧症および血管傷害を調節する

γδT Cells Mediate Angiotensin II-Induced Hypertension and Vascular Injury

Circulation. 2017; 135: 2155-2162

▶ 日本語アブストラクト

加齢に関連する自律性のアルドステロン症

Age-Related Autonomous Aldosteronism

Circulation. 2017; 136: 347-355

▶ 日本語アブストラクト

Na+/H+交換輸送体の活性化やその阻害は,糖尿病と心不全の病態生理および治療を連接する機序である

Activation and Inhibition of Sodium-Hydrogen Exchanger Is a Mechanism That Links the Pathophysiology and Treatment of Diabetes Mellitus With That of Heart Failure

Circulation. 2017;136:1548-1559

▶ 日本語アブストラクト

トリプトファン由来3-ヒドロキシアントラニル酸は,マウス in vivo においてアンジオテンシンII誘発性の腹部大動脈瘤形成に関与する

Tryptophan-Derived 3-Hydroxyanthranilic Acid Contributes to Angiotensin II–Induced Abdominal Aortic Aneurysm Formation in Mice In Vivo

Circulation. 2017;136:2271-2283

▶ 日本語アブストラクト

レプチン・アルドステロン・ネプリライシン系
肥満者の心不全でみられる3つの表現型の病因におけるその特徴的な役割の同定

Leptin-Aldosterone-Neprilysin Axis
Identification of Its Distinctive Role in the Pathogenesis of the Three Phenotypes of Heart Failure in People With Obesity

Circulation. 2018; 137: 1614–1631

▶ 日本語アブストラクト

長期ナトリウム摂取量の推定および心血管・腎リスク評価のための24時間蓄尿のベースライン単回実施と複数年実施の比較

Use of a Single Baseline Versus Multiyear 24-Hour Urine Collection for Estimation of Long-Term Sodium Intake and Associated Cardiovascular and Renal Risk

Circulation. 2017; 136: 917–926

▶ 日本語アブストラクト

慢性心不全における高感度トロポニンTの予後値
個々の患者データのメタアナリシス

Prognostic Value of High-Sensitivity Troponin T in Chronic Heart Failure
An Individual Patient Data Meta-Analysis

Circulation. 2018; 137: 286-297

▶ 日本語アブストラクト

急性冠症候群が疑われる腎機能障害患者の高感度心筋トロポニンとリスク層別化

High-Sensitivity Cardiac Troponin and the Risk Stratification of Patients With Renal Impairment Presenting With Suspected Acute Coronary Syndrome

Circulation. 2018; 137: 425-435

▶ 日本語アブストラクト

2019年2月公開 2019年 No.1 循環器と運動,循環器における平滑筋細胞

編集委員苅尾 七臣(自治医科大学内科学講座 循環器内科学部門 教授)

▼ 編者の言葉

循環器高血圧診療の最先端

2017AHA/ACC高血圧治療ガイドラインの発表以降,アメリカではAHAを中心として,高血圧診療が大きく変わろうとしている。この新規ガイドラインは,家庭血圧や24時間自由行動下血圧測定(ABPM)を強く推奨している。これまで,アメリカではABPMは白衣高血圧の除外目的のみにしか保険が認められてこなかった。しかし今後,保険適用料金の上限を上げ,仮面高血圧の診断にも保険を認めて,日常高血圧診療に広く普及させていこうとしている。
シカゴで開催された2018 American Heart Association Scientific Sessionsにおいて,ミネソタ大学Drawz P.,コロンビア大学Shimbo D.の司会のもと,高血圧セッションが企画された。本セッションは,生涯教育CME認定も受け,血圧変動性(アラバマ大学Muntner P.),日内変動(夜間血圧下降とモーニングサージ)(自治医大Kario K.),白衣高血圧(デューク大学Viera A.),仮面高血圧(コロンビア大学Abdalla M.)に関して,エビデンスの総括と高血圧診療への実装と展望が議論された。2018ESC/ESHガイドラインでも,家庭血圧・ABPMに基づく診療が重要視されており,2019年4月にはいよいよ日本高血圧学会もJSH2019ガイドラインを発表する。 今後の高血圧診療の方向性は,より早期から,より厳格な,夜間・早朝を含めた24時間の「パーフェクト血圧コントロール」である(Kario K. Circulation. 2018;137:543-545)。さらに,腎デナベーションの24時間降圧有効性も証明され(Kario K. Circulation. 2018;138:1602-1604),将来は降圧治療アプリなど選択肢が多様に広がるであろう。
現在,世界はデータサイエンスの時代に突入した。次の10年で,医療や診療スタイルも大きく変貌を遂げるであろう。循環器疾患患者を病院だけでなく,情報通信技術を活用して自宅から精緻な生体情報をモニタリングしながら,その変動からイベントを予測・回避する「予見医学(anticipation medicine)」が,今後の循環器診療の方向性である(http://www.jichi.ac.jp/usr/card/research/impact_video_en.html)。その生体情報の中核は血圧である。

経カテーテル的大動脈弁置換術後における運動耐容能変化の予測因子,および臨床転帰との関連性

Predictors and Association With Clinical Outcomes of the Changes in Exercise Capacity After Transcatheter Aortic Valve Replacement

Circulation. 2018;136:632-643

▶ 日本語アブストラクト

運動誘発性の糖代謝の変化は生理的心筋成長を促進する

Exercise-Induced Changes in Glucose Metabolism Promote Physiological Cardiac Growth

Circulation. 2017;136:2144-2157

▶ 日本語アブストラクト

左室駆出率が保たれた心不全における低運動能
個別化したO2経路解析による原因の診断と序列化

Exercise Intolerance in Heart Failure With Preserved Ejection Fraction
Diagnosing and Ranking Its Causes Using Personalized O2 Pathway Analysis

Circulation. 2018;137:148-161

▶ 日本語アブストラクト

異なる生活習慣介入が脂肪蓄積プール動員に及ぼす作用
MRIを使用した無作為化比較試験:CENTRAL trial

Effect of Distinct Lifestyle Interventions on Mobilization of Fat Storage Pools
CENTRAL Magnetic Resonance Imaging Randomized Controlled Trial

Circulation. 2018;137:1143-1157

▶ 日本語アブストラクト

がんにおける運動療法と心血管毒性

Exercise Therapy and Cardiovascular Toxicity in Cancer

Circulation. 2018;137:1176-1191

▶ 日本語アブストラクト

若年者における心臓突然死の危険因子
複数年にわたる地域社会全体での評価

Risk Factors of Sudden Cardiac Death in the Young
Multiple-Year Community-Wide Assessment

Circulation. 2018;137:1561-1570

▶ 日本語アブストラクト

健康管理における身体活動の日常臨床での評価と促進
米国心臓協会による科学的声明

Routine Assessment and Promotion of Physical Activity in Healthcare Settings
A Scientific Statement From the American Heart Association

Circulation. 2018;137:e495-e552

▶ 日本語アブストラクト

身体活動の6年間の変化と心不全発症リスク
ARIC研究

Six-Year Changes in Physical Activity and the Risk of Incident Heart Failure
ARIC Study

Circulation. 2018;137:2142-2151

▶ 日本語アブストラクト

心肺フィットネス,身体活動,筋力,および遺伝的リスクと心血管疾患の関係
英国バイオバンク研究の縦断的解析

Associations of Fitness, Physical Activity, Strength, and Genetic Risk With Cardiovascular Disease
Longitudinal Analyses in the UK Biobank Study

Circulation. 2018;137:2583-2591

▶ 日本語アブストラクト

米国の南アジア人におけるアテローム性心血管疾患:疫学,リスク因子および治療
米国心臓協会による科学的声明

Atherosclerotic Cardiovascular Disease in South Asians in the United States: Epidemiology, Risk Factors, and Treatments
A Scientific Statement From the American Heart Association

Circulation. 2018; 138: e1–e34

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2019年6月公開 2019年 No.2 脳疾患

編集委員松本 昌泰(地方独立行政法人 堺市立病院機構 堺市立総合医療センター 顧問)

▼ 編者の言葉

「脳卒中・循環器病対策基本法」の成立を追い風に

高齢化の進展・加速により,脳・心血管病,認知症などによる要介護者の激増が懸念されている。なかでも認知症の増加は,最も懸念されている医療・福祉上の課題である。現在,世界で認知症は4秒に1人の頻度で発症し,今後も増加し続けるものと予測されている。ちなみに日本では,朝田班の研究により,2012年時点で認知症患者は推計約462万人(65歳以上の高齢者の15%の有病率),その予備軍である軽度認知障害(MCI)患者は推計約400万人にのぼるとされ,大きな注目を集めている。しかしながら,同じ朝田班から2009年にStroke誌で報告された調査で,65歳未満に発症した「若年性認知症」の原因疾患で脳血管性認知症が42.5%と最も多かったことはあまり知られていない。
脳卒中は世界で2秒に1人が発症し,6秒に1人が死亡する病である。我が国では,高齢者の「寝たきり」の最大原因であり,認知症の原因としてはアルツハイマー病に次いで多く,若年性認知症の最大の原因である。これらのことからも,脳血管疾患の発症・再発予防や急性期の適切な治療は認知症予防に直結し,脳ドックにより高頻度にみいだされる微小梗塞や微小出血の合併を減らすことにより,アルツハイマー病などによる認知症の発症・進展を遅らせる可能性を秘めている。すなわち,preventable dementiaとしての脳卒中の予防や急性期治療の最適化は,医療・福祉関係者が一丸となって取り組むべき課題といえよう。そのうえで,昨年の12月の国会で「脳卒中・循環器病対策基本法」が成立したことは極めて意義深い。
本特集では,脳疾患をテーマとして10編の論文を取り上げた。このうち3編は脳梗塞急性期の血管内治療,4編は脂質異常症や各種危険因子の変動性・心疾患(心調律障害管理や心房細動など)などに由来する脳・心血管イベントの予防,2編は一酸化窒素シグナル伝達や血小板のアナフィラトキシン受容体を介するシグナル伝達の制御が脳・心血管病予防につながる可能性を提示している。なかでもVanderbilt Memory & Aging Projectの登録研究では,高齢者の大動脈スティフネスの増大とアルツハイマー病の遺伝的素因の有無が局所の脳血流量や脳循環予備能に及ぼす影響について興味深い結果を導き出しており,認知症予防における循環器疾患の関与を考えるうえでも重要と思われる。

ピボタル試験発表後に認めたGet With The Guidelines-Strokeにおける血管内治療の実施率上昇

Increase in Endovascular Therapy in Get With The Guidelines-Stroke After the Publication of Pivotal Trials

Circulation. 2017;136:2303-2310

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心調律障害管理の処置後における死亡と脳血管イベント

Mortality and Cerebrovascular Events After Heart Rhythm Disorder Management Procedures

Circulation. 2018;137:24–33

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一酸化窒素シグナル伝達の増強をもたらす遺伝的素因の表現型上の帰結

Phenotypic Consequences of a Genetic Predisposition to Enhanced Nitric Oxide Signaling

Circulation. 2018;137:222-232

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急性期虚血性脳卒中における血管内治療までの時間と転帰:
MR CLEAN Registryの結果

Time to Endovascular Treatment and Outcome in Acute Ischemic Stroke:
MR CLEAN Registry Results

Circulation. 2018;138:232–240

▶ 日本語アブストラクト

家族性高コレステロール血症や高LDLコレステロールと虚血性脳卒中の関係:
Copenhagen General Population Study

Relationship of Familial Hypercholesterolemia and High Low-Density Lipoprotein Cholesterol to Ischemic Stroke:
Copenhagen General Population Study

Circulation. 2018;138:578–589

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自然免疫と血栓形成の交点としての,血小板機能と動脈血栓形成に対するアナフィラトキシン受容体C3aRの機能的関連性

Functional Relevance of the Anaphylatoxin Receptor C3aR for Platelet Function and Arterial Thrombus Formation Marks an Intersection Point Between Innate Immunity and Thrombosis

Circulation. 2018;138:1720–1735

▶ 日本語アブストラクト

高齢者における大動脈スティフネスの増大は,脳血流量低下および脳血管反応性維持に関係する

Higher Aortic Stiffness Is Related to Lower Cerebral Blood Flow and Preserved Cerebrovascular Reactivity in Older Adults

Circulation. 2018;138:1951-1962

▶ 日本語アブストラクト

一般住人における血圧,血糖値,コレステロール値,および肥満指数の変動と,死亡および心血管転帰の関連

Associations of Variability in Blood Pressure, Glucose and Cholesterol Concentrations, and Body Mass Index With Mortality and Cardiovascular Outcomes in the General Population

Circulation. 2018;138:2627-2637

▶ 日本語アブストラクト

Get With The Guidelines-Strokeの登録病院における救急外来到着から血管内治療開始までの所要時間の構成と傾向

Components and Trends in Door to Treatment Times for Endovascular Therapy in Get With The Guidelines-Stroke Hospitals

Circulation. 2019;139:169–179

▶ 日本語アブストラクト

P2-CHA2DS2-VAScスコアを使用した心房細動関連脳卒中における予測能の向上:
ARICおよびMESAの2研究の解析より

Refining Prediction of Atrial Fibrillation–Related Stroke Using the P2-CHA2DS2-VASc Score:
ARIC and MESA

Circulation. 2018;138:e1–e34

▶ 日本語アブストラクト

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後援・提供: 武田薬品工業株式会社

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