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会員限定 リンパ腫の診断・検査
「リンパ腫の病理診断とリンパ節生検」

リンパ腫の病理診断とリンパ節生検

リンパ腫の病理診断とは

悪性リンパ腫の診療に欠かせないのが、病理診断です。病理診断の具体的な目的は、確定診断、病型の決定、腫瘍細胞の形質解析、関連遺伝子解析などです1)
適切な診断と治療を行うためには、適切な病変採取の時期、方法、部位を決める必要があります。
また、採取された検体の適切な処理も重要です。
咽頭炎、歯周病など、明らかな原因でリンパ節が腫れるなどの症例はリンパ節生検の適応外です。明らかな原因がないのに無痛性でリンパ節に2~3㎝以上の腫脹があり、全身症状や血液検査の異常がある場合、または、腫脹が4~6週間以上持続している場合などは、リンパ腫や悪性腫瘍のリンパ節への転移が疑われるため、リンパ節生検が必要です。
臨床的に悪性リンパ腫が強く疑われる状況でも、1回の生検では確定診断に至らず、再度生検が必要な場合もあります2)

リンパ節生検の実際

麻酔を行い、しこりのあるリンパ節(可能ならば頸部リンパ節)あるいは腫瘍の一部を切り取り顕微鏡で観察します。

  • ●膨張したリンパ腫が1個の場合:病変リンパ節を被膜を含め丸ごと採取。ただし、縦隔などの深部の大きな病変の場合(手術でのアプローチが困難)は針生検が選択されることもあります2)
  • ●複数のリンパ節腫脹の場合:侵襲の少ないほうを選択して生検。ただし、鼠径リンパ節は過去の炎症などで大きくなっている場合があることや、腋の下のリンパ節は脂肪化が目立つ場合があることなどから、可能であれば頸部リンパ節や鎖骨上窩リンパ節の生検が望ましいとされています2)

採取したリンパ腫は切断して処理・保存し、HE標本、免疫組織染色、スタンプ標本、フローサイトメトリー、染色体検査、遺伝子検査などの病理検査に用います。

参考文献

  • 1)飛内賢正、木下朝博、塚崎邦弘(編). 悪性リンパ腫治療マニュアル(改訂第4版). 南江堂. 2015. 12-14.
  • 2)日本リンパ網内系学会(編). リンパ腫セミナー ー基本から学べるWHO分類改訂第4版(2017年). 南江堂. 2018. 14-17.

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