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未分化大細胞リンパ腫、ALK陰性型(ALCL:anaplastic large cell lymphoma, ALK:anaplastic kinase)は、CD30陽性成熟T細胞リンパ腫です。形態学的にはALK陽性ALCLと区別できませんが、ALK蛋白の発現は認められません。2017年WHO分類第4版ではALK陽性ALCLとは異なる臨床的特徴を有するため独立した疾患単位となりました。
発現状況は、ALK陽性ALCLは小児や若年成人に多く発症しますが、ALK陰性ALCLの発症年齢は、40〜65歳がピークで、やや高齢者に多くみられます。
病変部位は、リンパ節と節外臓器(骨、軟部組織、皮膚)の両方に病変を認めますが、節外臓器は、ALK陽性ALCLより少ない傾向にあります。
ALK陰性ALCL1)
a:HE染色、腎臓様や馬蹄様核を有したhallmark細胞が認められます。
b:CD30免疫染色、腫瘍細胞は、びまん性にCD30陽性です。
全腫瘍細胞で CD30強陽性
細胞膜とゴルジ体領域両方に陽性となります。細胞質内はびまん性陽性所見も認められ、染色性は強くすべての陽性細胞で均一的です。
CD30陽性リンパ腫「PTCL-NOS」、「古典的ホジキンリンパ腫(CHL:Classic Hodgkin lymphoma)」との鑑別を要します。
細胞傷害性分子 granzyme B陽性TIA1陽性perforin陽性
T細胞抗原が認められない例もあり、PTCL-NOSよりT細胞抗原陰性である例が多くみられます。
T細胞関連抗原の発現の有無にかかわらず、T細胞受容体(TCR:T-cell receptor)遺伝子再構成が認められます。DUSP22再構成が30%、TP63再構成が8%の症例に認められます3)。
参考文献