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骨髄検査は、血液疾患を疑い、その診断を確定するために行います。骨髄検査には、骨髄穿刺と骨髄生検の2とおりの方法があります。骨髄穿刺は、骨髄液を吸引し、細胞数の算定や細胞形態の観察、染色体分析、遺伝子検査、フローサイトメトリーなどの検査を行います。
骨髄生検は、骨髄組織片を削り取る検査で異常細胞の集簇や細胞密度、線維化などを確認します。
悪性リンパ腫の病期診断として、リンパ腫細胞の骨髄浸潤の有無を調べるために骨髄検査を行います1)。
骨髄穿刺の穿刺部位は腸骨と胸骨がありますが、基本的には腸骨を第一選択にすることが推奨されています。胸骨は骨が薄くまれに胸部臓器の誤穿刺など致命的な合併症につながるためです。
骨髄生検は、腸骨で行います。胸骨では行いません1)。
骨髄穿刺は次の手順で行います。
①触診にて上後腸骨稜を確認し、穿刺を体表面にマーキング
②穿刺部周囲の皮膚消毒を行う
③マーキング部位に皮膚、皮下組織、骨膜に順次麻酔を行う
(局所麻酔穿刺針で骨までの距離を把握する)
④骨までの距離+3mm程度にストッパーでセットし、穿刺部に垂直に針を進め、針先端部が骨に到達したら穿刺針を回転させながらゆっくりと進めていく(ストッパーがない場合は、術者の人差し指をストッパー代わりにする)
⑤穿刺針が骨髄腔内まで進むと内筒を抜き、シリンジをつけて骨髄液を吸引する。塗抹標本作製のために0.5mL程度吸引し、必要に応じてそのほかの検査のため吸引する1)
参考文献