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悪性リンパ腫診断は形態学的診断を基本にしつつ、免疫学的、分子生物学的マーカーを合わせて行います。免疫学的検査には免疫組織染色とフローサイトメトリー(FCM)という二つの方法があります。FCMは細胞を浮かせた溶液を機械にかけて、細胞一つひとつの特徴(細胞の性質、大きさ、細胞内構造)を調べる検査です1)。
細胞の表面抗原に結合する抗体を蛍光標識し、その細胞にレーザー光をあて、細胞一つひとつのレーザー光線に対する散乱光を計測し、放射される前方散乱光(FSC)は細胞によって反射されない光が測定できるため細胞の大きさが類推できます。側方散乱光(SSC)は、細胞内の構造物を散乱した光を側方で計測するため細胞内の特性が検出できます1)。
悪性リンパ腫の場合、FCMの結果を百分率表示にあまりこだわらず、パターン認識、各チャートを視覚的に読み、反応性パターンと異なる細胞群をabnormal cell population(ACP)として捉えることが重要です。
ACPを探しだすには、使用する抗体の選択、二重染色法による抗体の組み合わせと配置の2点が重要になります。
ADCが見出せない場合は、反応性パターンとせざるを得ませんが、ホジキンリンパ腫や未分化大細胞リンパ腫関連病変のように、腫瘍細胞の数が極端に少ない場合や転移性腫瘍の場合もあり得ることも考慮します2)。
参考文献