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リンパ腫診断は形態学的診断を基本にしつつ、免疫学的、分子生物学的マーカーを併せて行います。
免疫学的検査には免疫組織染色とフローサイトメトリー(FCM)という二つの方法があります。免疫組織染色(Immunohistochemistry: IHC)とは、抗体を用いて組織内の抗原を検出する方法です。抗体の特異性を利用して抗原を検出し、抗原の局在を顕微鏡下で観察することができます。
抗原にはCDナンバーが割り付けられて分類されています1)。
リンパ節生検で採取したリンパ腫病変の一部から、ホルマリン固定パラフィン包理切片を作ります。次に電子レンジやオートクレープにより抗原を活性化し、抗体と反応させて免疫染色を行います。
リンパ腫の診断に使われる細胞表面マーカーは、①細胞系列特異マーカー(lineage specific marker)、②分化抗原マーカー(differentiation marker)、③遺伝子異常に関連したマーカー、④その他に分けることができます1)。
造血幹細胞、リンパ球系幹細胞から前駆B細胞、前駆NK/T細胞になり、それぞれの成熟細胞に分化する過程で分化段階に応じていろいろな細胞表面マーカーを発現します1)。
通常のIHCで正常リンパ球に発現を認めないが、リンパ腫で高発現する蛋白です。
・未分化リンパ腫キナーゼ
・cyclin D1(CCND1) : cyclin D1は細胞周期G1期に発現し、細胞周期を促進させる蛋白です。
Ki-67(MIB1) : G0期の細胞以外で核に発現するマーカーです。
リンパ腫の診断に重要なマーカーであり、一般的に陽性細胞が多ければ生物学的に高悪性度を示し、陽性細胞がすくなければ低悪性度と考えています。
c-MYC:バーキットリンパ腫でほとんどの腫瘍細胞の核に陽性になります。
PD-L1:腫瘍細胞は免疫チェックポイントであるPD-L1を過剰発現し、T細胞上のPD-1と結合し、免疫監視機構を抑制します。
参考文献