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ADHD Lab 治療 / 非薬物治療 / 心理教育

心理教育

心理教育は、多くの精神疾患に対する精神療法で重視されており、患者さん本人を対象に行うものと、家族を対象に行うものがあります。

  • 保護者を対象とした治療・支援が最も重要となる幼児期では、 保護者を対象に、疾患の特性を総合的に理解できることを目指した心理教育が提供されます1)

  • 思春期の親離れと自分づくりが進行する中高生年代では、本人による疾患の特性の理解と受容を目指し、不安定な思春期を支えるために、本人の心理社会的支援が薬物療法と合わせてとりわけ重要となるため、疾患特性と折り合いをつけた健康度の高いパーソナリティ発達を目指す種々の心理療法が提供されます1)

  • 心理教育は、各種心理検査や評価尺度の結果を伝えるのと同時に行います1)

    • ADHDのスペクトラム構造を説明したうえで、ADHDはディメンション診断であり特性に近い概念であること、その特性が時と場合によって短所にも長所にもなることなどを説明します1)
    • 絵や図、タブレットやPCなどを用いて説明すると、集中して聞いてくれることがあります1)
    • 心理検査の結果を提示し、その患者さんの特性を示して、過去の失敗体験の原因を話し合うと、患者さんが抱えている問題が神経発達を基盤とするものと理解でき、低い自己評価を修正するきっかけになります1)。また、障害による自分の限界を知り、現実検討力を高めることもできます1)
  • 心理教育は成人期ADHDにおいて、必要不可欠な治療構成要素で、心理教育によって、ADHDの正確な知識を得ることで、特に治療初期には治療への動機づけを高めるために重要となり、治療継続期には自己理解を高めるために、何度も繰り返す必要があります2)

    • ADHDや成人期ADHDの特徴や考え方を患者さんに説明し、その後、知能検査や性格検査などの結果から、患者さんの特性として、神経心理学的な症状だけでなく、性格などを含めた長所と短所を丁寧に説明します2)
    • 心理教育では、疾患に対する知識を深めるだけでなく、疾患が生活にどのように影響するかを学び、これまでの人生の困難が神経生物学的要因が引き起こしていたことを知ることで、今後の変化への回復力を高めることも目的の一つになります2)
  • 齊藤 万比古編集: 注意欠如・多動症-ADHD-の診断・治療ガイドライン 第4版, じほう, 2016.
  • 樋口 輝彦, 齊藤 万比古監修: 成人期ADHD診療ガイドブック, じほう, 2013.