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IBD ステーション潰瘍性大腸炎・クローン病

クローン病治療(外科的治療)

穿孔、大量出血、内科的治療により改善しない腸閉塞、がん合併などは絶対的手術適応です1)、2)。難治性腸管狭窄、内瘻、外瘻、成長障害などの腸管外合併症、内科治療無効例、難治性肛門部病変は相対的手術適応です1)、2))。
クローン病(CD)の腸管病変に対する手術では、原則として切除をなるべく小範囲とし、小腸病変に対して施行可能な症例では狭窄形成術を行い、腸管はなるべく温存します1)、3))。

表:クローン病の手術適応

絶対的手術適応 相対的手術適応

①穿孔、大量出血、中毒性巨大結腸症、内科的治療で改善しない腸閉塞、膿瘍(腹腔内膿瘍、後腹膜膿瘍)

②小腸癌、大腸癌(痔瘻癌を含む)

<注>①は(準)緊急手術の適応である。

①難治性腸管狭窄、内瘻(腸管腸管瘻、腸管膀胱瘻など)、外瘻(腸管皮膚瘻)

②腸管外合併症:成長障害など(思春期発来前の手術が推奨される。成長障害の評価として成長曲線の作成や手根骨のX線撮影などによる骨年齢の評価が重要であり、小児科医と協力し評価することが望ましい)

③内科治療無効例

④難治性肛門部病変(痔瘻、直腸膣瘻など)、直腸肛門病変による排便障害(頻便、失禁などQOL低下例)

厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患等政策研究事業「難治性炎症性腸管障害に関する調査研究」(鈴木班)平成28年度分担研究報告書 別冊:
潰瘍性大腸炎・クローン病 診断基準・治療指針 平成28年度 改訂版より引用改変

図:クローン病に対する狭窄形成術

図

厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患等政策研究事業「難治性炎症性腸管障害に関する調査研究」(鈴木班)平成28年度分担研究報告書 別冊:
潰瘍性大腸炎・クローン病 診断基準・治療指針 平成28年度 改訂版より引用改変

引用資料

1) 厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患等政策研究事業「難治性炎症性腸管障害に関する調査研究」(鈴木班)平成28年度分担研究報告書 別冊:潰瘍性大腸炎・クローン病 診断基準・治療指針 平成28年度 改訂版

2) 日本消化器病学会編:炎症性腸疾患(IBD)診療ガイドライン2016, 南江堂, 東京, pp.81-107, 2016

3) NPO法人 日本炎症性腸疾患協会(CCFJ)編:クローン病の診療ガイド 第2版, 文光堂, 東京, pp.64-75, 2016

【監修】国立大学法人東京医科歯科大学 消化器内科 特任准教授 長堀 正和 先生