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IBD ステーション潰瘍性大腸炎・クローン病

クローン病概念・定義

クローン病(CD)は、1932年に米国のクローン医師らによって限局性回腸炎として報告された疾患1)で、1973年にWHOの医科学国際組織委員会(Council for International Organization of Medical Science:CIOMS)がCDの診断基準を発表しました2)。日本では1976年「日本消化器病学会クローン病検討委員会」において診断基準が定められ、厚生労働省の「難治性炎症性腸管障害に関する調査研究」班により改訂が重ねられています2)。クローン病診断基準(2020年1月改訂)3)では「原因不明であるが、免疫異常などの関与が考えられる肉芽腫性炎症性疾患である」と定義し、概念はのとおりです。

表:クローン病の概念

概念

・本疾患は原因不明であるが、免疫異常などの関与が考えられる肉芽腫性炎症性疾患である。

・主として若年者に発症し、小腸・大腸を中心に浮腫や潰瘍を認め、腸管狭窄や瘻孔など特徴的な病態が生じる。

・原著では回腸末端炎と記載されているが、現在では口腔から肛門までの消化管のあらゆる部位におこりうることが判明している。

・消化管以外にも種々の合併症を伴うため、全身性疾患としての対応が必要である。臨床像は病変の部位や範囲によるが、下痢や腹痛などの消化管症状と発熱や体重減少・栄養障害などの全身症状を認め、貧血、関節炎、虹彩炎、皮膚病変などの合併症に由来する症状も呈する。

・病状・病変は再発・再燃を繰り返しながら進行し、治療に抵抗して社会生活が損なわれることも少なくない。

厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患等政策研究事業「難治性炎症性腸管障害に関する調査研究」(鈴木班)令和元年度分担研究報告書 別冊:
潰瘍性大腸炎・クローン病 診断基準・治療指針 令和元年度 改訂版より引用改変

引用資料

1) 難病情報センターホームページ(https://www.nanbyou.or.jp/entry/81)(2020年10月現在)から引用

2) 日比紀文監修:チーム医療につなげる! IBD診療ビジュアルテキスト, 羊土社, 東京, pp.34-72, 2016

3) 厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患等政策研究事業「難治性炎症性腸管障害に関する調査研究」(鈴木班)令和元年度分担研究報告書 別冊:潰瘍性大腸炎・クローン病 診断基準・治療指針 令和元年度 改訂版

【監修】国立大学法人東京医科歯科大学 消化器内科 准教授 長堀 正和 先生